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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120032967
作品紹介・あらすじ
民俗の根源にひそむ悲しくも美しい魂を天才と直感と直観とで見事に捉えた名著。
感想・レビュー・書評
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岡本太郎の絵や立体物はあまり好きになれないものが多いのだが、この方の書く文章はいつも素晴らしいなと思う。
今回沖縄に旅行するにあたって、偽善的ではあるが上っ面を眺めて楽しむ旅行者になりたくがない為に、池澤夏樹のカデナに続きこの本を手に取った。
あるいは、人にいわれた沖縄は日本のルーツだという言葉の根拠をもとめてだったかもしれない。
読んでみて、ルーツであるということは腑に落ちたし、人頭税のや舞踊の話など恥ずかしながらほとんど知らなかったので、良かったなと思う。
何より岡本太郎の洞察力が理論に向かわないで本質を伝えてくれるので、それが素晴らしい本だなと。
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