新版 沖縄文化論―忘れられた日本 (中公叢書)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 31
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120032967

作品紹介・あらすじ

民俗の根源にひそむ悲しくも美しい魂を天才と直感と直観とで見事に捉えた名著。

感想・レビュー・書評

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  • 岡本太郎の絵や立体物はあまり好きになれないものが多いのだが、この方の書く文章はいつも素晴らしいなと思う。
    今回沖縄に旅行するにあたって、偽善的ではあるが上っ面を眺めて楽しむ旅行者になりたくがない為に、池澤夏樹のカデナに続きこの本を手に取った。
    あるいは、人にいわれた沖縄は日本のルーツだという言葉の根拠をもとめてだったかもしれない。
    読んでみて、ルーツであるということは腑に落ちたし、人頭税のや舞踊の話など恥ずかしながらほとんど知らなかったので、良かったなと思う。
    何より岡本太郎の洞察力が理論に向かわないで本質を伝えてくれるので、それが素晴らしい本だなと。

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プロフィール

芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。

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