蛇行する川のほとり〈3〉

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 782
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034268

感想・レビュー・書評

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  • やっと完結、の三作目。1が出たのが去年の12月で、それから4月、今回なので結構待ちましたね。<BR>
    まずこの本は装丁が好きですねー。一冊500円で並べて置きたくなります。どうかな、三冊を一冊にするとどうなるのかなーというのも気になりますが(「上と外」で痛い目にあったんでね…。)<Br>
    <BR>
    内容は。…うーん、こういう結末か、と。あっさり読めちゃう。少し時間があきすぎた気もするんですがどうでしょう。<BR>
    「ネバーランド」や「三月は深き〜」のように学生が登場人物で、会話を中心に話が展開していく、というのは恩田
    作品の定番系で良かったとは思います。<BR>
    …正直ね、1・2を忘れてたので、結構。
    あまり三部作、という分け方の意味は汲み取れませんでした。あとは、この定番系に私自身が飽きて来てるんだと
    思います。もし、未読の方は三冊まとめて読んでみてください。きっと違った発見があるかも。<BR>
    恩田作品ね、好きなので。もしこれから入るという方は読み応えのあるのはもっとありますよ、とだけ付け加えさせてください。<BR><BR>
    (2003年8月26日)

  • 切なくて、美しい。
    少女時代の完結。
    そう。こんなにも脆いものだった。

  • 見え隠れする狂気(しかし、決して、完全に姿を見せるわけではない)ここにもやはり美しい少女の影。個人的にこの名前を見るたびぎくりとしてしまう。そして、成長。

  • 彼女たちは、何かを隠している。何か大きくて、重く冷たいものを…書き下ろしミステリー三部作完結篇。

  • 真魚子視点。
    毎回意外な人物からの視点。
    最も第三者が重要な回だったので、適役。
    ぜひ彼女と月彦の関係の発展を願う。

  • 2007/03/08 読了

  • え、そんな・・・!?と思わず叫んでましたが何か(ぇ)。

  • 悲しい話。
    ミステリーとしてもおもしろかった。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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