ぼくが愛したゴウスト

著者 :
  • 中央公論新社
3.34
  • (10)
  • (20)
  • (35)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 126
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036323

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2015/08

  • 久しぶりにいい小説を読んだなーと思った。
    ふつうに面白い。ラストも気が利いてると思う。

  • 臆病で生真面目な少年が紛れこんでしまったパラレルワールド。

    その世界では人間に尻尾が生えていて、そして心がないという。

    小学生が主人公なだけに児童文学っぽい雰囲気が漂うけれど、それがまたいい。

    物悲しい雰囲気を残しつつ、どんどん物語りは進んで行く。

    実は読んだのが二回目なのだけれど、何度読んでも色褪せない。

著者プロフィール

1948年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。92年『灰姫鏡の国のスパイ』が第13回横溝正史賞優秀作を受賞し作家デビュー。2003年『ハルビン・カフェ』で第5回大藪春彦賞を受賞。07年10月逝去。

「2022年 『Memories of the never happened1 ロビンソンの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

打海文三の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×