歌舞伎町ゲノム

著者 :
  • 中央公論新社
3.64
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本棚登録 : 804
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120051593

感想・レビュー・書評

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  • マンネリ。あまり面白くない。
    殺人の描写だけはリアル。少し気持ち悪くなる。
    色々と裏ネタを出している様子。
    「次回に続く」としたいのか。
    作者の風呂敷の上で、中二病のような世界観に見えてしまった。冷めてしまった自分がいる。
    警察が裁かない不正義に鉄槌を下す、現代の必殺仕事人を騙っている。メンバの主観や独善が幅を利かせている気がする。殺人を犯してでも守るモノがなんなのか分からなくなっている。彼らの存在意義がぼやけている。

  • 読みあさり出した頃のエグいやつ

  • 上島の死後を描く5話の短編集
    1人欠けたセブンに新たに加わるのは誰か?
    短編だからか、話が小ぢんまりとしていて、少し物足りなさは否めない。ただ、ストーリー展開や性や暴力の細かい描写は、さすが誉田哲也です。思わず引き込まれていきます(^^)

    最終話はto be Continue…

    続きが待ち遠しい(笑)

  • 歌舞伎町セブンシリーズ初の短編集。
    このシリーズに短編は不向きかも?
    法の外で殺人を犯すのだから長編で「殺されるに値する」理由をしっかり読んでからでないと
    腑に落ちないもやもやが読後に残る。
    「兼任」と「凱旋」の殺害方法の軽さから余計に読後感は良くなかった。
    この短編集で土屋がセブン入りするかと思っていたら
    新キャラの掃除屋のシンちゃんが加入して驚いた。
    歌舞伎町セブンが活動するのに必要なキャラだけど物足りない。
    上岡も最初は嫌な奴だったけど
    心境変化が描かれる過程で好きな登場人物になっていたことに気が付き寂しくなった。

    土屋は陣内に助けて欲しいと願い助けられたが、彼女の望んだような助けられ方ではなかった。
    花城に殴られている時や陣内が助けたのは土屋自身を助ける為ではなく花城を葬るためだと知った時に土屋は何を思ったのだろう?

  • 書籍は発売日チェックしてないので、
    偶然に見たら買う感じです。
    ゲノムは、
    電車でおっさんが読んでてマジか!
    と、
    思ってすぐに買いに行きましたよー。


    ・兼任御法度
    ジロウのお話しです。
    ハング読み直したいんですよね。
    イメージでは、
    確かに歌舞伎町で多そうレイプ事件。
    事件そのものはたいしたことない。
    そう、
    上岡慎介死んじゃったんですよね。。。
    忘れてた!
    で、
    新しいメンバー加入!
    ないでしょう土屋昭子からの「掃除屋のシン」ちゃん加入!
    しかも無理やり!
    大丈夫か?!


    ・凱旋御法度
    エジプト。。。
    外国人も割りの合わない事されてるんでしょうなぁ。。。
    今回のこれは酷い!
    と、
    ミサキさんって美人設定だっけ?
    元顔は確か美人!
    整形しても美人だったんだっけか?
    で、
    どこの豚骨ラーメンですか?
    ご一緒したい!


    ・売逃御法度
    あぁー。
    自殺ですか!?
    って、
    やつですね!
    ちゃんと、
    自分探ししないとこうなるんですよ!
    ぜひぜひ、
    かぐりんのところへどうぞ!


    ・改竄御法度
    掃除屋。。。
    意外に安いお仕事のような気がするけど、
    高すぎても仕事にならんか。
    つか。
    殺人も300万円って高額だったしね。。。
    300万で人殺しって安い気がしちゃうんですよね。
    でも、
    リアルな金額だとそれくらいが妥当なんですかね?
    と、
    こういうJKって意外に多いので本当に気をつけること!


    ・恩赦御法度
    土屋昭子フルボッコ!
    つか、
    NWOと事構えていくんですかね?
    楽しみに待ってます。

  • 短編集だったので、いまいちだった。

  • 3.5 歌舞伎町セブンシリーズ。新たなメンバー(目)が加わりセブンとしての活動を再開。NWOとの全面対決に向けた序章という感じ?遂にミサキの正体が明らかに!(ってみんな知ってたけど、、、)となるとカンヌも登場するのか?

  • 歌舞伎町ゲノム
    兼任御法度
    総理が大叔父のラグビー部OBの3人
    婚約者が強姦され自殺
    婚約指輪代50万円でセブンが始末

    凱旋御法度
    暴力キチガイにエジプト人の運転手を殺された元ホストの依頼で始末

    売逃御法度
    自分の始末をバーの女に依頼したのが
    ばれ、ジロウが始末せず
    恋人を自殺に追いやったのは自分のせいだと思った

    改竄御法度
    掃除屋シンちゃんが持ってきた案件
    仕事中にヤクザから逃げる少女がICレコーダーを落とした。拾ってバックアップを取った。返して欲しい。
    幼馴染を助けて欲しい。
    写真をみたら、自分が処分した男
    ヤクザに強姦された17歳がヤクザから逃げてきて奪ったICレコーダー
    大物政治家が少女買春していた証拠
    盗聴を依頼したのは総理の取り巻き?
    恐喝のネタになるので、17歳を見逃すのを条件に返却
    17歳をヤクザに売ったのは幼馴染のホスト。救出に行ったが返討ちにあい殺された。掃除屋シンちゃんが処分した

    恩赦御法度
    ライターの女が襲われた
    携帯の連絡でセブンが救出
    襲ったのは拘留中に脱走した男で元ダンナ、NWOメンバー、
    セブンのメンバー上岡殺しで逃走中
    ネタを、持ち込みライターの女と取り引きしにきた
    総理と左翼フィクサーが裏で密約している証拠

  • 歌舞伎町セブンの短編集

    やはり、誉田作品は長編のほうがおもしろい。

  • ほぼ前作までの関係が忘れてしまっている。ジウは読み返したいと思っているが長編なので渋っている。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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