入門!論理学 (中公新書 1862)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121018625

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった。
    一方、まだ理解し切れていない所があるので、時間をおいてからまた精読してみる。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    文庫&新書百冊(佐藤優選)188
    ビジネスパーソン仕事術

  • 「論理学」というものが何かがわかる入門書。

    あくまで「論理学」の本なので、論理的になれることを期待して読んではダメ。
    逆に、縦書きなのでガチガチの「記号論理学」(∧や∨や¬を使う論理学)を期待してもダメ。

    ただ、日本語で豊富な例を用いて解説してくれるので、とてもわかりやすいのは確かだと思う。
    別の論理学の体系についても言及してくれるので、さらに学びたくなる内容だった。

  •  職場の新人研修で論理学を教えようと入門書を物色中。記号をあまり使わずに平易な文章での説明は読み物としては好いんだけど、テキストにはしにくいわな。

  • H25年1月10日、東京駅内の三省堂書店で購入。

  • J書店で、地元の県立進学校の課題図書になっている、というご当地帯にひかれて手に取った

    論理的な思考法について、わかりやすく教えてくれている
    けれど、わかった気になってもわかっていない自分がいる

  • 非常にわかりやすい。
    平易な言葉で書いてあるにもかかわらず、その展開には論理的な穴がほとんど見当たらない。

    「これはこういう意味です」という定式化されたものを羅列するのではなく、実際に論理学という領域・体系を構成していくような手順で進められるためおもしろいです。

  • 記号論理学の参考図書。論理トレーニングも読んだのでその流れで。野矢茂樹氏らしくジョークを交えながら楽しく論理学の入口にに触れられる。
    論理とは非情な世界。「だから」という言葉のもつ重み。

  •  お前は論理的じゃないと罵倒するような人間は何時の時代もいるものだが、非論理的とはどういう意味かその当人がわかっていないということのほうが多い。学問の世界でもビジネスの世界でも論理は必須の教養である。本書はその導入に最適

  • 講義を聞いててもいまいち理解できなかったけど、本書を読んだら理解できた。もっとはやく読めば良かった。

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著者プロフィール

1954年(昭和29年)東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在、立正大学文学部教授。専攻は哲学。著書に、『論理学』(東京大学出版会)、『心と他者』(勁草書房/中公文庫)、『哲学の謎』『無限論の教室』(講談社現代新書)、『新版論理トレーニング』『論理トレーニング101題』『他者の声 実在の声』(産業図書)、『哲学・航海日誌』(春秋社/中公文庫、全二巻)、『はじめて考えるときのように』(PHP文庫)、『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(哲学書房/ちくま学芸文庫)、『同一性・変化・時間』(哲学書房)、『ここにないもの――新哲学対話』(大和書房/中公文庫)、『入門!論理学』(中公新書)、『子どもの難問――哲学者の先生、教えてください!』(中央公論新社、編著)、『大森荘蔵――哲学の見本』(講談社学術文庫)、『語りえぬものを語る』『哲学な日々』『心という難問――空間・身体・意味』(講談社)などがある。訳書にウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)、A・アンブローズ『ウィトゲンシュタインの講義』(講談社学術文庫)など。

「2018年 『増補版 大人のための国語ゼミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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