火付盗賊改-鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」 (中公新書 2531)
- 中央公論新社 (2019年2月20日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121025319
作品紹介・あらすじ
江戸の放火犯・盗賊・博徒を取り締まった火付盗賊改。時の権力者や大盗賊たちとの関わりも絡め、功罪相半ばした活動の実態に迫る。
感想・レビュー・書評
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火付盗賊改の成り立ちから消滅までを描いた本書。
本書を読んで、改めて火付盗賊改の貧弱さ(町奉行や他の幕府組織に比べて)を確認した。
持ち出し(自費)が多く、むしろ成りたくない厄介な役職であった事は確かである。
そんな中、中山勘解由・長谷川平蔵・矢部定謙の有能な3名を始め、歴代長官が四苦八苦していたのは明らか。
・・・もう少し財政的に何とかならなかったのだろうか? -
江戸の放火犯、盗賊、博徒を取り締まった火付盗賊改。時代小説では颯爽たるイメージだが、江戸の庶民には評判は芳しくなかった。鬼平・長谷川平蔵などは例外的であった。
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東2法経図・6F開架:B1/5/2531/K
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江戸の放火犯・盗賊・博徒を取り締まった火付盗賊改。時の権力者や大盗賊たちとの関わりも絡め、功罪相半ばした活動の実態に迫る。
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