世界の日本人ジョ-ク集 (中公新書ラクレ 202)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502025

感想・レビュー・書評

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  • 世界から見た日本人イメージがわかった。面白いと思えるジョークも結構ある。

  • 「冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ」。まさにその通り。世界の人々から見た日本人の特徴がジョークからありありと浮かびます。ジョークを通じた日本人論と言えるかもしれません。また、日本人ジョーク集とありますが、日本人だけでなく世界の人々の典型的なジョークも含まれています。日本人には馴染みの薄い、欧米における典型的な国民性の違いもよく分かります。

  • 日本人をへつらったネタ本…

    かと思いきや、作者はかなり愛国心に溢れている。
    日本人の誇るべき点が結構強調されていて、
    なおかつ面白く、読みやすい。

    作者の主観に寄ってる部分もあるが、
    気軽に電車の中などでどうぞ。

  • ※自分用メモ

    【出会い】
    ブックオフ105円。
    先だって日本人のジョークってどんなのがあるの?と聞かれて詰まったので、ちょうどいい題材。
    娯楽読書用。

    【概要】
    いくつかの典型的日本人像に沿って、ジョークの紹介。

    【感想】
    日本人限定というか、各国と比較しているタイプのものが多い。
    あまりピンとこない、時代錯誤的なものも多いが、外から見たイメージとはそういうものなのだろう。
    とはいえ、エコノミックアニマルからクールジャパンというように見られ方が変わってきているところもあるはずで(本書は2006年出版)、時代に合わせてどのようにジョークが変わっていくのか追うのもおもしろそうだ。

  • 一番面白かったものを抜粋。

    ●肉屋にて
     ある日本人女性がイギリス人男性と結婚し、ロンドンで暮らしていた。彼女は英語があまり上手ではなかったが、夫の助けを借りながら、なんとか楽しい生活を送っていた。
     しかし、夫が出社している間は、一人で買い物に出なければならない。それが彼女の苦痛の種だった。
     ある日、彼女は肉屋へ行って、モモ肉を買おうと思った。しかし、英語でどう言えばいいのかわからなかったので、彼女は思い切ってスカートをめくり、自分の太腿を指差した。店員は意味を理解し、モモ肉を手渡した。
     翌日、彼女は同じ店でムネ肉を買おうと思った。しかし、英語でどう言えばいいのかわからなかったので、彼女は思い切ってブラウスをはだけさせ、自分の胸を指差した。店員は意味を理解し、ムネ肉を手渡した。
     またその翌日、彼女はソーセージを買おうと思った。彼女はそのために、今度は夫を連れて店へと行った。
     なぜかって?あなた……、何を考えているんですか?

     夫は英語が喋れるんですよ。

  • 発行が6年前だからどうだろうかと思いながら読んでみたが、現在でも十分に楽しめる内容だった。

  • 新製品が流通する四段階のジョーク

    アメリカが新製品を開発して
    ロシアが「30年前に同じものを考えていた」と主張して
    日本がより品質の高いものを作って輸出し、
    中国が日本製を偽装する。

    っていうやつ、後半ジョークじゃなくない??

    世界の人は日本人を生真面目、勤勉をイメージして
    ジョークをつくっているのだなぁ

  • 「千と千尋の神隠し」がオスカー獲ったのは「長編アニメーション部門」で「外国語映画賞」じゃないでしょ。増刷かかりまくってるなら直せよ。
    初版2006年1月10日で私が読んだのは同年12月10日の22版。

  • ジョークを交え世界から見た日本のイメージを知ることのできた。
    日本の作家であるからかもしれないが
    日本人の美徳をうまくピックアップしており
    そのイメージを裏切らないような
    立ち振る舞いをしていけれたらと思う。

  • 日本人が世界の人々からどんなふうに見られているか、ジョークで面白おかしく知ることができる本だった。

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著者プロフィール

早坂隆
1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)をはじめとするジョーク集シリーズは、累計100万部を突破。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。他の著作に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』(文春新書)等。主なテレビ出演に「世界一受けたい授業」「王様のブランチ」「深層NEWS」等。Twitterアカウント:@dig_nonfiction

「2023年 『世界のマネージョーク集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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