世界の日本人ジョ-ク集 (中公新書ラクレ 202)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121502025

感想・レビュー・書評

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  • 技術大国・お金持ち・勤勉・真面目など日本人特有の人間性を焦点を当て、主に日本人をオチにしたジョークを多数収集し紹介した本書。
    どういったイメージを持たれているか他の主要国も含めてよく分かる。世界的に見ると日本人って悪くないかもという気分にさせてもらえる内容だが、こうゆうステレオタイプを築きあげてくれたのは先代の方々で、現在ではどこまでこの素質が踏襲できているのか…とつい怪しんでしまうのが少し寂しい。

  •  たんなるジョーク紹介ではなく、著者の経験なども要領よくはさみながら、楽しめる読み物に仕上がってると思う。
     メガネでカメラを提げた日本人像という古くさいイメージをひきずるジョークもあれば、マンガやスポーツ選手など最新の「輸出品」をネタにしたものもあり。エスニックジョークというのはいろいろと物騒なものでもあると思うので、著者も「バランス」には配慮したんだろうなぁと思う。

     こういう、ステレオタイプを笑うジョークは、たしかにきわどい。あまり喜んでいるとレイシストのレッテルを貼られそうだ。でも、まぁ、人間そんなに高潔な生き物ではないし、徹底して排除すれば偏見がなくなるかというと、そういうもんでもないんだろう。
     あまり調子に乗らないようにして、常に「鏡」を用意しつつ、楽しみたい。

  • 単にジョークが読みたいなと思った買ったら、世界から見た日本がすごくわかり易く紹介されてて焦った。

    これは続編がでるはずだ。

  • 暇つぶしにゆるーく読み始めたのですが、思わず笑ってしまうジョークや風刺の効いたジョークなどが載っていて楽しくサクサク読めました。

    また間に挟まれているコラムではジョークにまつわる日本の歴史や文化、現状、他国との比較など様々な観点からの説明があり、普段意識したことがない日本について様々な側面から見ることができてよかったです。

  • ジョークが生まれる背景もしっかり書いてあり、笑ったあとにじっくり楽しめる

  • いやー面白いよ。
    世界の人が日本をどう思っているかがよくわかる本。それは時代遅れだったり偏っていたりしているけど、的を射ているのもある。
    勤勉、会社人間、集団行動、時間に正確や漫画、アニメ、先端技術といった日本の特徴をよく捉えている。

    また他国の国民性ってのも何と無く分かる。
    わからないジョークもあったから解説がもうちょっとあったらもっと良かった。

  • ジョークって「うんうん」と納得できるものでないと笑いにならなし。だから一般的にいえることが書かれている。
    海外の人のジョークは、そこから日本人がどう思われているかがわかるので面白い。
    「真面目」「勤勉」「物つくりが得意」「お金持ち」「自分の意見を主張しない」などなど、一度は聞いたことがある日本人の特性が、他の国の特性と比較して書かれているのは勉強になる。(日本人は~、アメリカ人は~、ロシア人は~)

    おかしな世の中だなあって思う例が、「日本人の子供はメジャーリーガーを目指し、アメリカ人の子供はサッカー選手を目指し、イタリア人の子供は漫画家を目指す」ってところとか。

    あとは、世界で最も読まれている書籍は、新約聖書とか、旧約聖書とか、コーランとか、漫画とか、うーん。ファンタジーばかりっているのが面白かった。

    話題をもち、ボキャブラリーも豊富なユーモアのある人になりたい。でも使う時は時と場所を選んで。

  • 日本人が世界からどのように見られているのか。ジョークで描き出される真の日本人像がわかる本です。
    熊本学園大学:(にげろう君)

  • 日本人が世界からどう見られているのかが分かって面白い。

  • 世界中のジョークから世界の日本人に対するイメージを感じられる一冊。
    どのジョークもなかなか面白い。

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著者プロフィール

早坂隆
1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)をはじめとするジョーク集シリーズは、累計100万部を突破。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。他の著作に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』(文春新書)等。主なテレビ出演に「世界一受けたい授業」「王様のブランチ」「深層NEWS」等。Twitterアカウント:@dig_nonfiction

「2023年 『世界のマネージョーク集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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