ドナルド・ダックの世界像 復刻版: ディズニーにみるアメリカの夢 (中公新書 710)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121707109

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  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/220376

  • 世界から愛されるディズニーキャラクターの愛すべき皮肉屋ドナルドはディズニーにとってどいういうキャラクターであったのか…それを知ることができる本です

  • [ 内容 ]
    ドナルド・ダックはミッキー・マウスとともに、今日ではさまざまなキャラクター商品でも親しまれている。
    だがその実像はというとほとんど知られていない。
    あの姿に先立って声が「発見」されて以来、ミッキーをしのぐ人気の傑出したキャラクターに育てられるが、のちにはその行動が第三世界から批判されることになる。
    この文化ヒーローの活躍をとおしてディズニーの世界を分析し、コミックスという娯楽メディアのあり方にも触れる。

    [ 目次 ]
    1 私のドナルド・ダック体験
    2 はじめにミッキーありき
    3 ミッキーからドナルドへ
    4 ドナルドの声を演じた男―ダッキー・ナッシュ
    5 ドナルド・ダック、南米へ
    6 戦時下の国民英雄、ドナルド
    7 カール・バークス―コミック・ブックのダックマン
    8 ドナルド対三人の甥たち
    9 アンデスの四角いタマゴ
    10 アンクル・スクルージの金銭哲学
    11 第三世界からの攻撃
    12 ドナルド・ダックの新世代

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    [ 参考となる書評 ]

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著者プロフィール

1939年、東京生まれ。国際基督教大学卒業。アメリカのみならず、アジアやヨーロッパのコミックスの紹介や翻訳を行う第一人者として知られるほか、映画評論家としても活躍中。著書に『長編マンガの先駆者たち──田河水泡から手塚治虫まで』(岩波書店)、『世界コミックスの想像力──グラフィック・ノヴェルの冒険』(青土社)、『世界のアニメーション作家たち』(人文書院)、『アジアのマンガ』(大修館書店)など。訳書に大反響を呼んだアート・スピーゲルマン『マウス──アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』完全版(パンローリング)、ロバート・クラム『フリッツ・ザ・キャット コンプリート』(復刊ドットコム)など。

「2023年 『パレスチナ特別増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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