ごめんあそばせ独断日本史 改版 (中公文庫 す 3-29)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122048768

感想・レビュー・書評

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  • 対談の中で、歴史小説を書く小説家の頭の中が垣間見える。史実ディテールの記憶力・構成力に圧倒された。知識人の教養の一部を成すのは、歴史を現代社会と自在に結びつける力だろう。歴女的な、ペラペラの知識のひけらかしではないのが素晴らしい。

  • 知らないことも結構あったりしてわからないこともあったけど、なかなかおもしろかった。
    蘇我氏と天皇家の絡みがなるほどなぁと思わせてくれて面白かったな。

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著者プロフィール

杉本苑子

大正十四(一九二五)年、東京に生まれる。昭和二十四年、文化学院文科を卒業。昭和二十七年より吉川英治に師事する。昭和三十八年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。昭和五十三年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、昭和六十一年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成十四年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。そのほかの著書に『埋み火』『散華』『悲華水滸伝』などがある。平成二十九(二〇一七)年没。

「2021年 『竹ノ御所鞠子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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