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- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122049239
感想・レビュー・書評
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雪の降る田舎の公園で起こる出来事について綴った、ラブストーリーでもミステリーでもない、寓話。
主人公・相模にしか見えない、雪の降る夜にだけ現れて、何年たっても姿を変えない少女・雪子のお話。
札幌から上京して働いているという私の状況と酷似していて、つい主人公・相模に感情移入してしまいました。
大きな感動があるわけではありませんが、読み終えたときに心あったまる、そんなお話です。
故郷が懐かしくなりました。
また、雪の降る日に読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全く派手さはないんだけど、ふんわりとしたファンタジー。
主人公の成長とともに読み手の気分もしゃきっとする。
雪や子犬の情景も丁寧で、いいものに出会えたな、と思える本。