欲ばらないのがちょうどいい (中公文庫 き 30-10)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 34
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122056121

作品紹介・あらすじ

理想を心にもちつつも、欲ばらないのがちょうどいい?もの忘れやほうれい線に戸惑いながらも、お肌もスタイルも、ほどほどで満足?プチ変身やひとり外出を楽しみ、ちょっぴり背伸びをしつつ、それでもパソコンに付箋を貼ってしまうアナログ作家の自問自答を描くユーモアエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • さらりと読めるエッセイ。
    岸本さんのおっちょこちょいエピソードが微笑ましい。
    アナログ派とのことだけど、物を大切に使っている感じがした。
    歳を重ねるのは恐くもあり、楽しみでもある。

  • 女一人生きていくのに共通点がある…

  • 読み始め…12.3.22
    読み終わり…12.3.26

    歳を重ねるとともに(いえいえ、、重ねてもなお、のことでしょうか...)理想というものには常に欲がつきまとってしまうものですね。

    岸本葉子さんが日頃の生活の中で理想を追い求めてついついと欲を出しては失敗してしまったこと、時代の流れというものになかなか追いついていけずに恥をかいてしまったり、またそういった事を繰り返していく中でも新しい発見をして結果、理想へと近づくことが出来たこと、などなど...。

    何ごともほどほどに。欲張らないのがちょうどいいのですね~。実感です。

  • 図書館で。
    初めて読む作家さんなので軽い所から読むか、と思い借りてみましたがガン闘病の方を読めばよかったかな。

    軽い感じの読み物で特にためになることもなく、ふうん、という感じで読み終わりました。可もなく不可もないという感じです。

  • 日常のささいなことの描写がうまいなあ。岸本さんのエッセイは読みやすくて楽しい。

  • 岸本さんの『エッセイ脳』を拝読したので、本家のエッセイが読みたくなり、タイトルに惹かれて、これを選びました。
    年齢的にも近い(あ、歳がばれる?)せいか、頷くこともあって、楽しく読んでしまいました。
    エッセイは、読む側が不快にならないものがいいのかも、と改めて思います。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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