捨てきらなくてもいいじゃない? (中公文庫 き 30-17)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 61
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122067974

作品紹介・あらすじ

最小限の暮らしって、すてき。モノを減らしていくって快感。老後のことも考えて、これからはシンプルに、身軽に生きたい! 一方で、捨てられないモノ、捨てたくないモノ、まだまだある。のみならず、新しく欲しくなってしまうこともある。


 でもそういう部分があっても、いいのでは?暮らしがちゃんと新陳代謝できているなら……、モノに圧迫されないで、息苦しくない日々を過ごせているなら……、心も体ものびのびと深呼吸をできるなら…、


 手放さないことと、すっきり暮らすこと。モノに心を寄せることと、自然を近く感じること。二つを両立できる、ほどよいライフスタイルを、「モノを持ちつつ、小さく暮らす」というポスト・ミニマリズムというべき立場から提案する。モノを持ちつつ、モノに振り回されない暮らし方、ゆとりある心の持ち方、ほんとうに必要なモノとコトを伝える。

感想・レビュー・書評

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  • 三十代半ばから著者の本が好きで読んていました。
    世代としては少し先輩で、女性としての生き方、考え方、働き方に気付きや学びがあり、つい手に取っています。
    こちらの本も、読んでいるとほっとしたり、同じ同じとつぶやいたり、くすっと微笑ましくなったり、なるほど〜等、とても読みやすく楽しく拝読させていただきました。
    ありがとうございました!

  • 図書館で。
    この作者さんが好きな方なら、お友達同士の会話の延長みたいに楽しめるんだろうけど。
    前に読んだことある作者さんかな、と思ったらどうやら違ったみたいなので。知らない人のプライベート話を聞くみたいだったので本を閉じました。

  • 4連休を前にして、モノ減らしを決意し、リストアップして一日一日進めてたところ、4日目突然エネルギーが尽きた(意欲が湧かなくなった)そうです。それで、あることの幸福感より負担が上回ったら処分することにしたそうです。たぶん、負担に感じたことはないでしょうね(^-^) 「捨てきらなくてもいいじゃない?」、2016.12発行。アンクルウェイト、バランスボール、ストレッチ用ポール、片足立ち、閉眼片足立ち・・・、いろいろ挑戦されてるようです(^-^)

  • 思い切ってモノ減らし!でも捨てられない?心と体の変化によりモノに向き合い、ポスト・ミニマリズムの立場から持ちつつも小さく暮らせるスタイルを提案。

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著者プロフィール

岸本 葉子
1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学。著書に『エッセイの書き方』『捨てきらなくてもいいじゃない?』『50代からしたくなるコト、なくていいモノ』『楽しみ上手は老い上手』『50代、足していいもの、引いていいもの』(以上中公文庫)、『ふつうでない時をふつうに生きる』『モヤモヤするけどスッキリ暮らす』『60代、少しゆるめがいいみたい』(以上中央公論新社)、『ひとり老後、賢く楽しむ』『ひとり上手のがんばらない家事』(以上だいわ文庫)、『わたしの心を強くする「ひとり時間」のつくり方』(佼成出版社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社+α新書)、『90歳、老いてますます日々新た』(樋口恵子氏との共著、柏書房)、俳句に関する著書に『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)、『岸本葉子の「俳句の学び方」』(NHK出版)、初の句集『つちふる』(KADOKAWA)など多数。

「2024年 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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