サーチ理論: 分権的取引の経済学

著者 :
  • 東京大学出版会
4.17
  • (3)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130402354

作品紹介・あらすじ

多くの財やサービスは,限られた情報と選択肢の中で取引が行われている.こうした局所的・分権的取引を包括的に分析できるツールとして,経済理論分野で注目を集めている「サーチ理論」を概説する,本邦初の作品.労働市場や貨幣理論といった分野での応用に役立つ.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 邦書で,この水準の内容を学べる箇所が凄いと思います.

    連続時間型のベルマン方程式に関しては,もっと記述があるとより良くなると思います.

    数学的に厳密というよりも,グラフや図を多用することで直観的に分かりやすい本だと思います.

  • サーチの邦書はこれだけなので稀少性は高い.ただ解説が簡素でいまいちわからん…英語でもPissaridesの方がわかりやすいと思う

  • 必読書。

  • 理論そのものには興味あるが、内容は学会向け。複雑すぎて理解できない。
    一般読者向け内容の出版を待ちたい。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1987年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、立正大学文学部特任講師。専門は比較文学など。著書に、『路地と世界――世界文学論から読む中上健次』、『スヌーピーのひみつ A to Z』(共著)。訳書に、ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(共訳)、モレッティ『遠読──〈世界文学システム〉への挑戦』(共訳)、アプター『翻訳地帯』(共訳)、ボール『スヌーピーがいたアメリカ──『ピーナッツ』で読みとく現代史』など。

「2023年 『数の値打ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

今井亮一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×