統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)

制作 : 東京大学教養学部統計学教室 
  • 東京大学出版会
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130420655

感想・レビュー・書評

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  • 大学時代は統計学の研究室に所属していたため、副読本として購入しました。
    厳密な議論ではなく直観的な理解のために読む本だと思いますが、
    この本で勉強していけば、統計学の基本は一通りカバーできるような気がします。
    ただし、大学教養レベルの数学知識は要求されます。

  • 統計理論の本としては簡単な部類で、一度は読んでイイと思う本。
    ただ、統計解析を学ぶ人が始めに読むべきかと言われると首を傾げる。
    学生のレベルが高い大学では十分読めるのだろうけど、高校数学の微積すらおぼつかない学生には読めないだろうと素直に思う。
    ただ、これを使ってどのような講義をするかと言うブレインストーミングは大変に興味がある。

  • 難しかった部分は、注釈にある通りに端折りました。入門編ではありますが自分にとっては難易度が高かったです。手元に置いておき、随時確認できるようにしておきます。

  • 統計学を勉強するのに一番最初に読んだ本。
    最初に読んだ時は理解するのに時間がかかったが、ある程度統計に関する知識が深まったとき読み返してみたら新しい発見があるような本。
    しかしながら、厳密な証明や確率分布の導出方法についての記載はないので、とくに確率分布についてより深く理解したいならば、おすすめできない。
    感覚的に理解できる部分もおおいので入門書としておすすめです。
    最尤法についてある程度詳しくかかれており、最尤法について初めて学んでみたい人にもおすすめです。

  • 序盤の記述がかなりわかりやすく、期待が大きかった。
    しかし、数学の知識が乏しい私にとっては、3章を過ぎた辺りからはかなり苦しくなり、何を言っているのかちんぷんかんぷんになってしまった。

    しっかりと書かれている、ような気はするが、読み進めるには確実な数学の知識が不可欠と言える。

  • 良書。であるが、数学であったり、難解な言い回しを好まない人にとってはただの苦痛でしかないと思うので、よりかみ砕かれた本で基礎をある程度把握した上で本書を読むといいと思う。

  •  統計学のおさらいとして読みました。統計学に出て切る基本的な概念の丁寧な説明と,数学的な記載がきちんとしているので,これまでの統計学に関する知識を再確認するとともに,きっちりと固めることができたと思っています。
     統計学入門という表題になっていますが,数学的に丁寧な内容になっていますので,数学や統計学の知識がない人が1冊目に読む本としては難しいかもしれません。ある程度,統計学に関する経験のある方々や,微積分などの数学的な基礎知識のある方が,統計学の基礎を固めるという位置づけで読まれるには,適当な本だと考えます。
     また,統計学に関する基礎的な事項を数学的に再確認したいというような用途でも,使えるかと考えます。

  • 統計学の基本書。良書だが、統計学初心者が独力で本書に取り組むのはさすがに厳しい。『はじめての統計学(鳥居泰彦著)』などを読んだ上で取り組むと良いと思う。

  • 統計というものを全く知らない人に是非読んでもらいたい初手の一冊。

    大体のトピックは網羅してあるし、適当な学問だと思われているであろう統計学の精緻さが垣間見られる。最近な論文は統計学を知らない人が書いたと思われるほど雑なものが多いと聞くが、これくらいの知識は専門ではない人にも持ってもらいたい。

    より理論に興味を持った方は竹村先生の「現代数理統計学」を。

  • 分かりやすい。他の本で分からないところを、辞書のように引いて調べるという使い方をしている。

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