- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140814833
感想・レビュー・書評
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日本ってすばらしい国なんだと思いました。
便乗値上げもおこらず、買い占めも起こらず。
国家がどうにかしてくれる。と思える国は少ないはず。
ルソーのいる時代に、これだけのグローバル化が進んでいたら、「国を越えたグローバルな共感はない」と胸を張って言えるだろうか。と思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NHKで放送された番組を書籍化したものだそうです。
一緒に掲載されているハーバード大学での講演はサンデル教授の発言部分のみ記載とか。
東日本大震災をテーマにした特別講義。薄い冊子なのですぐ読み終わります。サンデル教授の本を初めて読む人におススメしたい。
講義のゲストは石田衣良、髙田明、高橋ジョージ、高畑淳子。
東京、ボストン、上海の3か所をインターネット中継で結ぶ。
震災をテーマにした議論は原子力問題も当然取り上げる。事故の対応やエネルギー問題。ここに挙げられているのは一つの意見である、というのを念頭にして自分ならどう考えるか、色々頭を捻ってみたいと思う。 -
ハーバード白熱教室のマイケル・サンデルの3.11を受けての特別講義。東京、上海、ボストンから震災後の生き方を問う。日本人のメンタリティは世界で注目されている。
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震災という身近なトピックで、サンデルと学生が語る。
他で挫折した人も、これならディスカッション形式で読みやすい!
ただ、好きな人にはボリューム不足かな?
今まで挫折しちゃったけど、再挑戦したい人にオススメな一冊☆ -
重要なことがたくさん書かれていた。ディスカッションの中で出た様々な意見が議論を深めていく。こういう話がもっとできたら、特に政治も変わっていくんじゃないか。
特にこれを機にグローバルを考える点は発見だった。日本がグローバルな視点をもつ、世界、より多くの他者と関わっていることに気付き、今回は助けられたが反対に、地球の裏にある国が被害を受け、同じように心を寄せられるか、とサンデルは問う。それはどこの国も同じでできるかわからないが、私達次第で可能だと。
読んでいて刺激をうけ、自分もこの中に参加してるような気分。紙不足の中で出版したのか、冊子のような本。それでも一読する価値あり。映像で見ても白熱するけど、文字ですべての情報が読めるのはまた違った力強さがありました。 -
軽く読める感じで。
体調を崩してるここ数日の私には丁度良かったです。 -
考えさせられる内容ばかりだった。
・日本におけるコミュタリズムの考えは、国に対する忠誠ではなく、自分の小さな地域、目の前の家族に対する献身として現れる
・原発事故に対応する人は、強い倫理観があるからこそ、「No」といえない状況が発生したのではないか。 -
うん。テレビ見てないから、何ともいえない。。。
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ハーバード白熱教室のサンデル教授の読別講義。薄い冊子で30分くらいで読了。印税は震災への義援金にあてられるらしく、小さな貢献ができた気になれる。白熱教室では、哲学的な問いへの議論のために、列車の事故や船の事故等の極限状況という、「何が正しいのか」の答えがない例を挙げていた。今回の大震災はまさにその状況なのだ。原発事故への対応は誰がすべきなのか。どうして略奪が起こらずに行動できたのか。人が心のよりどころとするコミュニティとは何か。日本を含めた数カ国の学生を相手の議論であることも興味深い。軽く読める内容。