- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140817766
作品紹介・あらすじ
火星移住から不死への挑戦までリアルかつ衝撃の未来図!
地球がいずれ壊滅的なダメージを受けることは避けがたく、人類は生き延びるために宇宙に移住する必要がある。本書では世界的に高名な物理学者が、①月や火星への移住、②太陽系外への進出、③人体の改造や強化、の3段階で宇宙進出の方途を示す。NASAやイーロン・マスク、ジェフ・ベゾスらの宇宙開発への挑戦を追いながら人類の未来を見通す、最高にエキサイティングな一冊!
感想・レビュー・書評
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あちこちにぶっ飛んだカク先生のトーク
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芸術家にとって、美とは自分の作品に封じ込めたい、形なき性質かもしれない。しかし、理論物理学者にとって、美とは対称性だ。
一般に、数学者は創意に富む新しい体系を生み出し、のちにそれを物理学者が理論に組み込む。
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ミチオ・カク、の近未来解説です。
「2100年の科学ライフ」
気に入った人は気にいるはず!
2022/05/06 更新
※こちらは、以前もご紹介したことがあります。
前回ご紹介日:2021/12/08 -
火星に移住するとかワープを駆使して地球に似た星に移住する、なんてSFは巷にあふれかえっている。
宇宙に行くだけでも大変なのに違う星に住むなんて!
とは思うけれど、宇宙に住むためには今現在の科学で何が課題でそれに対してどのような解決策があるのか多角的に論じている。
例えば、地球に似た星に向けて(宇宙戦艦ヤマト的な?)宇宙船で出発するとすると、ワームホールみたいな仮想的なトンネルは置いておいて、宇宙船での生活はどのようになるのだろうか。食べ物はどうやって調達するのか。どうやって水や酸素を製造するのか。宇宙船の燃料は何か。などなど。これらの問題に対して現在のありえる解決策を理由とともに解説している。
本書を読むとかなり課題が多く、宇宙旅行は今世紀末、移住はあと1000年くらい先だろうか。 -
<哲>
ミチオ・カクの著書を読んでいるともしかすると自分にもアインシュタインの特殊相対性理論が理解出来ているのかもしれない,と云う実際にはまあ有り得ない錯覚を味わわせてくれる。これは実に貴重な読読書体験だと思う。なので,厚くても高くても読むのである。 ところが加えてどうやらひも理論という更にやっかいなモノまで相手にしなければならなくなりそうで困っているが.
そして貴方は知っていますか.アルベルトは物理学者であるとともに哲学者でもあった事を.僕はこの本を読んでその事実に気づいて愕然としましたが納得もしました.
本書は基本ノンフィクションで 史実の説明を著者なりの解釈と表現方法で語ってくれます。もちろん科学に興味の無い方には読了不可能です.でも,もう少しだけ薄く作ってくれると僕には誠にありがたい。 -
面白い。
ミチオカク氏得意の未来に関する推察の本それも壮大に宇宙の終わりのさらに先まで人類がどうなるかを書いている。
ただ著者が理論物理学者なので単なる空想物語ではなくある程度最新の理論と証拠に基づいている。
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請求記号 538.9/Ka 28
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縦横無尽でおもしろかった。意識や記憶が伝送できるようになったらどうなるんだろう。