- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150019433
感想・レビュー・書評
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全然登場人物に入れない、翻訳の問題かな
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パリ警視庁にも特捜部Qが!
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特捜部Qシリーズが好きなので、少々つまらなく感じた。
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〝パリ警視庁迷宮捜査班〟って、名前はカッコイイけど、
新設されたこの班のメンバーはワケありのはみ出し者ばかり。
けれど彼らは、けっして落ちこぼれではありません。
少しばかり癖のある、組織になじまない人たち、
あくまでもはみ出してしまった人たちなのです。
オフィスも司法警察局の中ではなく、
パリ一区の暖炉のある古びたアパルトマンの一室を与えらます。
彼らはここを自分好みに改装して、
暮らしやすい場所にしてしまいます。
もともと捜査の腕はたしかな刑事たちですから、
経費は認められなくても、設備は貧弱でも、
組織になじめなくても、虐げられても、
それぞれに生き辛さを感じながらも、
迷宮入り間近な事件解決のために奔走し、
権力に立ち向かいます。
こういう展開にワクワクする判官びいき的心理は、
世界共通のものなのですねぇ。
事件を解決して
めでたし、めでたしなのですが、
ちょっとばかり後味の悪さが残るのもイイ感じです。
どうやら続編刊行が決まったようです。
またひとつ楽しみが増えましたぁ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2 -
SL 2019.10.6-2019,10.12
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帯の惹句にそそられて読了。いわゆる組織の問題児ばかりを集め、新しく結成されたパリ警視庁迷宮捜査班。そのひとりひとりがとても個性豊かで夢中になった。二件の未解決事件の捜査模様に登場人物たちの過去を絡めていく為、彼らの背景が自然と頭に入って来る。コミカルな描写に思わず微笑んだかと思えば、シリアスな場面もあり、展開の匙加減が絶妙だった。達者な和訳のおかげもあり、最後まで楽しく読めた。
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途中までは4つ
このラストにもっていくには、伏線が4,5本足りない感じ
昔の赤川次郎が好きな人には合うかも