宇宙の小石 (ハヤカワ文庫 SF 577)

  • 早川書房
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本棚登録 : 152
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150105778

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃめちゃ面白かった…!

    現代風あらすじなら定年後朗らかおじちゃんの異世界転移(タイムワープ)仮面ライダーて感じ

    美男美女の活躍そっちのけで大活躍する改造おじちゃん!たまんないね
    でも美男美女も見掛け倒しでなく極めて魅力的なお二人で良い。どっち目線でも恋愛したくなる最高カップルャ!
    展開もずっと飽きが来なくて面白かった
    ラストの詩も初めの文持ってくるやつオタクが大好きなやつだね!


    アシモフはロボット作品目当てで読んでたけど、sfも滅茶苦茶面白かった…ファウンデーションも読んでみよかな!

  • ミュールや第二ファウンデーションと共通する能力が登場する。反発する精神よりも、抑圧している精神を解放するほうが扱いやすいという考察が優れている。

  • 地球が放射能まみれになったいきさつは「ロボットと帝国」に詳しいが、ここではその地球人がなぜどのように忌み嫌われているか、ソラリア人の深層心理を描写することで詳述されている。完璧にいい人に見えその通りに振る舞っていても、心の奥底に染みついている意識。
    マインドタッチを初めて使いこなそうとする人間の内面的状況や苦悩が「見たんかーい」ってぐらいにリアル。
    第二ファウンデーション人の始まりがここにあった。シナプシファイヤー。六十の掟。

  • アシモフの老人冒険譚
    表紙   6点若菜 等
    展開   6点1950年著作
    文章   7点
    内容 610点
    合計 629点

  • 内容知らずに読んで、
    次に読んだのはインフェルノだった

  • 現代の御隠居が偶然にもタイムスリップしてしまい何万年も未来に行ってしまう話。
    おもしろかったので一気に読んでしまった。

  • 物語の半分までは何がなにやらよくわからない状態。様々な出来事が一見なんの関わりもなく羅列されていくように感じて読者はおいてけぼりになった気分になるかもしれない。通常の物語にある序盤の登場人物の説明と舞台背景が延々と続くような印象をうけた。「起承転結」で言えば、「起」がずーっと続いている感じ。
    だが半分を過ぎると今まで部品にしか見えなかった出来事が繋がってきて多少は面白くなると思う。アシモフのロボット物が好きな自分にとっては少々拍子抜けだったが。

  • はたまた時間跳躍もの。
    ..と呼んでいいものか。
    確かに、最初にいきなり普通の男が、何十万年もの未来の地球へと飛ばされるところから話は始まるが、過去から来たという利点は特に無いまま、話は終わる。

    未来の世界では、地球人とその他の星に住む大勢の人がおり、その中でも資源に乏しく、放射能が蔓延する地球は、最も忌み嫌われていた。地球人は、他の星すべてを相手取り、負けるはずの無い戦争を企てる。それを阻止しようとする人たちの話。
    最初から入り込まされ、章ごとに視点となる人が入れ替わり、それぞれの視点が面白い。最後は一緒くたになるけど。
    脳を進化させるシナプスファイヤーと呼ばれる手術を受け、ESPを手に入れた男の活躍も、楽しめる。SF冒険劇とでもいうのかな?

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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