- Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150107130
感想・レビュー・書評
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読んでいるとチーラなのか人間なのか分からなくなるくらい、チーラがいきいきと描かれていた。ストーリー的にも面白かったが、ちょっと冗長であった。そのわりにあっさりし過ぎた終わり方だったかな?
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アイデアはいいが物語のスケールが小さい
表紙 4点加藤 直之
展開 7点1985年著作
文章 7点
内容 700点
合計 718点 -
中性子星に発生した生命体との交流を描いた「竜の卵」の続編。
話の筋たてはシンプルだが、面白かった。
科学論理に基づくハードSFなのであるが、個人的にはそんなところは曖昧にぶっ飛ばして、その上に構築される異文化表現などで十分楽しめた。
ただ、竜の卵読んだのは随分前で、本当なら続けて読んだ方がいい。 -
『竜の卵』の続編。面白くないわけがない。
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傑作「竜の卵」の続編。
前作よりもハード SF 度がアップしているが、
相変わらず面白い。
物語が充実している作品はやはり魅力的だ。
チーラの暮らし振りやその社会の描写も素晴らしい。
ハード SF 食わず嫌いは慎まないといけない。 -
ハードSF長編。「竜の卵」から直接続いてる続編なので読んでない人は先にそっちをどうぞ!
「竜の卵」のお話のあと、人類側とチーラ側とにそれぞれ起きた致命的な天災と、それを切り抜ける助け合い。
前作と比べるとあれこれ専門的なお話が増えてきてちょっと堅め、だけど科学好きさんじゃなければ説明はあまり気にせず物語として読んじゃうのがいいです。物語としてのドラマ性もハードSFとしての緻密さも相変わらず素晴らしいクオリティなのでどっちの層も安心して読めるよ。
お話のスポットがだいぶ人類寄りで、全体の結びにチーラ側が出てこないのはちょっと物足りなかったかな。
それでも前作とあわせてSF史に残る傑作だよ! -
名作「竜の卵」の続編。しかしどうして肝心の「竜の卵」が本棚に見当たらないんだろう…。