- Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150107352
作品紹介・あらすじ
新米ハッカーのボビイ、別名カウント・ゼロは、新しく手に入れた侵入ソフトの助けを借りて電脳空間に没入していた。だが、ふとしたミスから"黒い氷"と呼ばれる防禦プログラムの顎にとらえられ、意識を破壊されかけてしまった。そのとき、思いがけないことが起こった-。きらめくデータの虚空のかなたから、神秘的な少女の声がきこえてきたのだ!ボビイは必死で電脳空間から離脱しようとするが…?SF界の話題をさらった『ニューロマンサー』と同じ世界を舞台にして、前作をはるかに上まわる衝撃的なヴィジョンを展開した、ファン待望のギブスンの長篇第2作登場!
感想・レビュー・書評
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復刊されない理由がわかった気がした
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ニューロマンサーに続くギブスンの長編第二弾。
複数の主人公のストーリーが並列して進むためちょっと読みにくい。途中で「これ誰だっけ?」ってなる可能性も。
面白いんだけどニューロマンサーのような疾走感はない…かな。 -
前作に比べ、サイバーパンク色は若干薄れている。とは言え世界観はそのままに、より緻密に描かれている。新米カウボーイ「ボビィ」傭兵「ターナー」画商「マルリィ」3人のストーリィが同時に進行し、最後の最後で絡みあう。個人的にはターナーのストーリィが好き。ラストの情景が美しすぎる。
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なんだか訳わからん話だが、なんとなく引き込まれていく。いったい何が書いてあるのだろうと疑問にまかせて読む感じ。将来のサイバースペース世界はこんな感じなのかな?と想像しながら読む。これを読んでいると、自分が生きていることってどういうことなのかなぁと考えさせられてしまう。何が、実体で、何が事実で。何を基本に生きていくのか。。
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古書購入
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サイバーパンクの金字塔である「ニューロマンサー」の7年後を描いた続篇。登場人物はほぼ重ならない。新しい登場人物がサイバー空間を暴れまくるなど世界観はニューロマンサーそのもの。単独の作品なので、ニューロマンサーと比べる必要はないのだが、どうしても比較してしまう。前作は言葉の暴力ではないかと思うほど言葉が自分の頭の中をかき回した。本作はそこまでの暴力性はないが、こちらも飛んでくる言葉を素直に楽しめばいい。細かいところは気にしなくていい。登場人物が暴れまくるのをひたすら楽しむのがお作法だと思う。おそらく何度も読み返すと、その時の楽しみかたができるし、伏線やらを沢山楽しめると思う。何度も読み返したいので、電子書籍が発行されるといいのになあ。
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ニュー・ロマンサーの続編 モナリザ・オーヴァドロイブへ
表紙 5点奥村 靭正
展開 8点1986年著作
文章 8点
内容 790点
合計 811点 -
ウィリアム・ギブスン に憧れ中。図書館で見つけたので読んでみた・・・のですが。
ニューロマンサーより先に読んでしまったせいか、ハードルが高いです・・・ニューロマンサーを読んで、あと3回ぐらい読み直してから改めて感想を書きたいです。 -
80年代以降、暫く一世を風靡したW.G.です。
でも、読めずにいた作品を読み始めると、それなりに(古いなりに)楽しめました。
“モナリザ・オーヴァードライブ”も続けて読みます。 -
ニューロマンサー モナリザ•オーヴァドライヴ本棚にない ジャンルサイバーパンク