王狼たちの戦旗 5 (ハヤカワ文庫 SF マ 8-110 氷と炎の歌 2)
- 早川書房 (2007年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150116248
感想・レビュー・書評
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ものすごいのが盤石な人間・組織が一つもない所。ここなら大丈夫だろうかと思っていた城が焼かれ一家は離散し、男は殺され女は凌辱される。そしてこんなことやってる場合じゃないだろう、冬が来るんだぞ、と個人的には言いたいところ。切羽詰まった命の危険ではないけれども個人的にはサンサがどうなるのか非常に気になる。無事に済むわけないんだよなあ、この話の展開上…と言うわけで次も楽しみ。
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小説読んでいる人間からしたら、ティリオン、ものすごくかっこいいと思うんですよ。
シェイに対しても、ポッドに対しても。
でも、世間から嫌われるのはティリオン。
この皮肉。
そして、金と権力があるかぎり、いつも、ビクビクしていなければならないという皮肉。
すごい世界です。
そして、いつも怒濤で物語が動いています。 -
「命の重み」をいつも痛感させられる。
正や悪も、美や醜も、賢や愚も、無関係に生きて死ぬ。
明日は我が身。一寸先は闇。
そんな世界でも生命を輝かせる力強さに胸が打たれた。
「死んだのではない。壊れただけだ。“ぼくのように”」
「“ぼくも死んではいないぞ”」 -
これから始まるぞ感が圧倒的。
続きが読みたくて仕方がないと思わせるのは
世界感を重視したファンタジーならでは。 -
七王国の世界は、どこもかしこも血だらけ。陰謀と裏切りと死が蔓延して、読みすすむのがつらいくらい。だけど、最後の最後に一筋の光が残されていた。よかった。
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ああもう、うわーーーーーーーん!!!なんという展開。なんという…あああああああーーーー早く次が文庫化されないかな〜