- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150118679
作品紹介・あらすじ
石油資源が枯渇し、経済社会体制が激変、地球温暖化により気候変動が深刻化した近未来アメリカ。少年ネイラーは廃船から貴重な金属を回収するシップブレイカーとして日々の糧を得ていた。ある日ネイラーは、超弩級のハリケーンに蹂躙された後のビーチに、高速船が打ち上げられているのを発見する。船内には美しい黒髪と黒い目をした少女が横たわっていた…。『ねじまき少女』でSF界の頂点に立った新鋭が描く冒険SF。
感想・レビュー・書評
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ん?ハヤカワSFどうした??まるで小学校高学年向けの外国小説やないか~い! ・・・・って思いながら読んでたら、
あとがき見たら、海外のジュブナイル小説の賞を取った作品だったようで、納得。
出すレーベル違うくない??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ねじまき少女が、面白いながらも
情報量の多さを上手く消化しきれず
なんとなく無茶にまとめた印象やったけど
コレはシンプルで読みやすかった。
簡単に映像として脳内再生が出来たし
それでいて伏線の回収がうまくて
派手さは無いけど非常に良い作品。
トゥールが気になるわーっ笑 -
良きジュヴナイル。
「親方!空から女の子が!」じゃなくて「難破船から女の子が!」なお話。
『ねじまき少女』は未読のため、先入観がないからか単純に、素直に楽しめた。
ラッキー・ガールを救おうと奔走するところも勿論面白かったが、それ以上にネイラーとどうしようもないクソ親父のリチャードの親子関係と、半人のトゥールの存在が良かった。
家族の定義や人と人との絆のあり方を考えさせられた。
そして深く描かれはしないけれど、YAの割にはシビアな社会のかたちも興味深かった。ネイラーとラッキー・ガールの間には完全に社会的な線が引かれている。それでも強くしたたかに生きていこうとするネイラーをはじめとした“シップブレイカー”たちの姿が良かった。 -
なかなか、面白かった。難破船から銅線をはじめとした金属を回収しているネイラーと雲の上の富豪の少女ニタの交叉する冒険もの。世界はバチガルピの石油の枯渇し温暖化であらゆる所が水没した世界。半人とかSF的ガジェットもあり楽しい。面白いけれどジュブナイル。第六ポンプみたいな暗さはあまり感じられない。表紙はネイラーとニタ。ねじまき少女と比べるのもどうかと思うがねじまきの衝撃はない。面白かったですけど・・・
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日向さん、こんにちは^^設定がすごく面白そう!ジュブナイル物なんですか?第六ポンプのあの世界観はすごく好きだったなぁ…それと比べるとやっぱり...日向さん、こんにちは^^設定がすごく面白そう!ジュブナイル物なんですか?第六ポンプのあの世界観はすごく好きだったなぁ…それと比べるとやっぱりちょっと物足りなく感じるんでしょうか☆ねじまき少女も早く読みたいです(><)2012/09/15
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nanacoさん、コメントありがとうございます。YAです。面白かったですよ~ネイラーの最大の敵が実の父なんです。これがまた凶悪!nanacoさん、コメントありがとうございます。YAです。面白かったですよ~ネイラーの最大の敵が実の父なんです。これがまた凶悪!2012/09/19
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面白かった。ただ、
SFっていうけど、南アジア某国の船の墓場まんまやん。インド映画みたい。 -
作者らしい世界観を根底に持ちつつシンプルに資源不足と温暖化と貧富の格差がある世界観での少年少女の冒険譚。
主人公の境遇や展開にはままらない部分が多いがそこがラストの良さなのだろう。 -
おもしろかった!
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初のバチガルピ。YA(ヤングアダルト)てジュブナイルよりもうちょっと年長向けのイメージなのかな?もうちょっと明るい感じにはならんかったのかなぁ。
あと、表紙とイメージ違いすぎ。ちょっと生頼範義風で懐かしい感じはいいけど、登場人物たちはもっと幼いんじゃないかな。
ほかの作品も読んでみよう。 -
説教じみたところもあるが一気に読めるのがいい
表紙 7点鈴木 康士 田中 一江訳
展開 7点2010年著作
文章 7点
内容 698点
合計 719点 -
ボーイミーツガール!過酷な生活を強いられる少年が、謎の美少女に出会って動き出す物語。
まさしく、YAが喜びそうな展開。