アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う (英国パラソル奇譚)

  • 早川書房
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本棚登録 : 613
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150205348

感想・レビュー・書評

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  • 言うてはならんことを…

  •  英国パラソル奇譚の第二弾、舞台はスコットランドです。
     エジプトのミイラが出てきて、それに絡んで、当時のヨーロッパ人のエジプトや古代遺物に対する認識が見えるところが面白かったです。
     略奪が当たり前であったことや、ミイラの包帯を外す「解包パーティー」なるイベントのことなど。

     主役二人の新婚ほやほやラブラブっぷりは予想していたものの、そこにアイヴィの恋まで持ち上がって、話の半分くらいがラブラブ要素でできています。隙あらば、という感じには辟易するくらいで……(笑)
     女性の登場も多く、恋の駆け引き(?)などもありつつ、なんだかんだで女性の強さが光ります。
     男装の発明家、マダム・ルフォーの謎めいたキャラクターも魅力的。

     ロンドンのライオール教授やアケルダマ卿があまり出て来なくて、両氏が好きなわたしとしては、やや物足りない感じでした。
     しかし、アレクシアを狙う第三の存在や、ラストでの衝撃の事実と、続きが気になります……!

  • 英国パラソル奇譚第二弾。
    ラブです、ラブに溢れています。新婚家庭のラブラブな雰囲気が前半に漂っています。
    でも、終わり方がすごかった。前半のラブ要素を全力でブチ壊しましたもん。

  • 正直な所、アレクシアとマコン卿がくっつくの早過ぎ………。

  • 人狼伯爵 × ソウルレス女史

    えー?!そんな終わり方あり?
    でもそんなラストじゃなかったら、次回作はもういいかなって思っただろうから、まんまとハマった?
    パラノーマルかつヒストリカルってすごく魅力的な設定なのに、いまいち乗りきれないのはどのキャラクターにも自己投影できないからかな。
    それとパラならヴァンパイア派の私はもっと魅力的なヴァンパイアを求む。

  • まず、終わりがビックリな終わり方だったせいで、先が気になります。今回は、マコン卿についていろいろと分かる話ですね。

  • シリーズ二作目。今回も面白かった。
    とはいえなんというか今後の展開のための橋渡し的な回だったような気もします。
    次が早く読みたいのは間違いないですね。

  • アイラブライオール。

  • マコン夫人、大活躍。でも最後に××になるなんて・・・どうなっちゃうのかしら!?

  • 英文学が好きなのは会話のテンポの良さ。訳者のセンスに左右されるのでほんとは原文読みたい。マコン夫妻の会話と関係性ステキ。ファンタジーものとしてではなく、純粋に人間(?)模様が楽しい小説。3作目も読も。

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