アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う (英国パラソル奇譚)

  • 早川書房
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本棚登録 : 613
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150205348

感想・レビュー・書評

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  •  図書館から借りたのですが、これ2巻でした…まぁたいして気にせず読みながら設定を理解していくことにする。
     なんというかハーレクインなの?と疑りたくなるくらいのいちゃつきぶりとラストの旦那の態度でした。話の方はよく考えられた設定で面白く読めるのですが、いわゆる宗教的な部分というのがヨーロッパの時代物では大きなウエイトを占めると思うのだけど、この作品には全くキリスト教的、聖書的なこと(言い回しとか習慣とか)が出てこないのはアメリカの作品だからでしょうか、もっとも1巻で説明されているのかもだけど、気になったなぁ。

  • 新登場のマダム・ルフォーが、なかなか興味深い。
    彼女は次巻でも重要な役割を果たすそうなので、今から楽しみ。

    相変わらずアレクシアはたくましくて、野蛮な(?)人狼の面々に囲まれても、顔色ひとつ変えないところがたのもしい。

    ただ、この世界では、本当に恐いのは、単純な人狼よりも(ライオール教授ごめんなさい)、決して本心を明かさない吸血鬼のほうか。

    次巻はさらに怒涛の展開を迎えるようである。

  • 英国パラソル奇譚第2弾。日本語のタイトルやシリーズ名を考えた翻訳家or編集者のセンスが素敵。
    ●面白かった点
    前作よりスチームパンク感が増えた。
    ●気になった点
    なし。

  • シリーズ第2巻。相変わらず面白かった。けれど、ちょっと物足りなく感じたのは、マコン卿の活躍があんまりなかったからかな。
    新しい登場人物もキャラ立ちしていて、続きが楽しみ。
    アイヴィがまさかであんなことになるとは思わず、アレクシア自身も今後どうするのってところで続刊になっているので、次も早く読まなくちゃー。

    あ、でも。人狼にはなりたくないと思った第2巻でした。

  • ここで終わるの?と愕然としてすぐに続きを読み始めました。

    前巻ではあまり意識しなかったけど、これはスチームパンクですね。いろいろ研究してるルフォーみたいなキャラクターは好きだ。
    読んでる途中で、もしや、とは思ってたけれど、ルフォーは女の人が好きなのかな。アンジェリクがたまたま女性だったというのでなくて。

    アレクシアの夫が人狼だからか人狼のことはいろいろ出てくるけど、吸血鬼の生態とか群れのことも、伝聞だけじゃなくてもっといろいろ書いてほしいです。

  • 女性向きの本。結婚後の女性が望む生活とか、レズの友達、下級男性に惹かれる婚約者がある親友とか。
    単にファンタジーに特化せず、人間模様もあり、つつ。
    実際の謎の所は、なんだか簡単なトリックになっていて、少々消化不良。
    が、まぁ、話としては、突飛も無い話が沢山あり、色々な人種?の恋愛があり、すらすら読めることは間違いない。

  • 英国パラソル奇譚の第二弾。

    吸血鬼や、人狼や、ゴーストが人と共に生きている世界。
    非現実的な登場人物達ながら、陰謀に立ち向かったり、恋愛をしたり…というところは、極めて現実的。
    主人公な・アレクシア女史の頭の良さは痛快。

  • 人妻になっても相変わらずのアレクシア女史。あんなに突然、旦那の子孫が現れて、取り乱さない女性は彼女くらいだろう。

    二人のラブラブさにあてられてしまいながら読み進めたので、ラストは愕然とさせられてしまった。

    あと、一番印象的だったのは、パラソル無双かなと。

  • 終わり方が、ズルイ(笑)
    気になる展開が始まりかけたばかりのところで終わっているので、どうしても続きが読みたいと思わせてくれる。
    前作に引き続き、ヴィクトリア朝時代の貴族の生活が覗える作品。当時の流行りや飛行船の様子などが、読んでいて楽しかった。今回の科学に関する部分は技術的な話が多く、少し理解しづらいものがあったけれど。
    アルファ雌となったアレクシアと、チャニング少佐との出会いのシーンはニヤリと笑えた。

    全体的には前作よりも少し物足りない感じがするのは、アレクシアとマコン卿の会話が少ないからかもしれない。最初に会話したあとは物語の半分が過ぎるまでマコン卿が出てこないからだ。あとハードなバトルのようなものも第一弾と比べるとあまりなく、謎が多いままなのも、スッキリ感が少ないように思うのかも。
    解明されていないままの謎は、次回作以降に明かされていくのか…。
    続きに期待。

  • そこで終わるの!?

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