- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150205973
作品紹介・あらすじ
魔術師実習生のシオニーはもうすぐ最終試験を受ける予定。そんなとき、彼女の命を狙った邪悪な魔術師が脱獄したと知らされる……
感想・レビュー・書評
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移動するところがよい。気に入らない師匠にいやがらせをされてると思うのは、秘密で好きな師匠と暮らしているからだ。色紙で折った小鳥がスパイするというのはおもしろいじゃないか。
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三部作、完結編。
最後まで失速せず一気に読ませてくれた。
ヒロインである主人公の無謀と紙一重の勇気。
割と最初から万能感があり危なげなく読めたので、成長小説というよりは主人公を取り巻く冒険活劇という印象が強い。
魔術を使うシーンが独特の解釈で楽しめた。 -
シオニーがチートすぎる。おぼえるのと理解するのは違うけれど、頭のいい人たちには同じことなのかしら
本で読んだり生半可な知識で各魔術が使えるのなら実習制度は必要ないのでは?
シオニーがデリラの死から学んだのは、人を巻き込まないってことだけみたい
地名以外、ロンドンっぽさはさらになくなりました。アメリカを舞台にしておけばよかったのに
この作者はいじめられたことがなく、いじめられる方が悪いと思っている人と理解 -
■彼女だけが知った魔法の真実とは…
魔術師実習生のシオニーは、来月に迫った紙の魔術師の最終試験の準備中。だがその試験官は、愛する師匠である紙の魔術師セインではなく、彼を毛嫌いするベイリー師が務めることになってしまう。そんなシオニーのもとに、以前、彼女やセインらの命を狙った邪悪な血の魔術師が、護送中に逃亡したという報せが届く。彼女だけが知る魔法の真実を駆使して、シオニーは敵と対決を試みるが……。〈紙の魔術師〉三部作、完結篇! -
三部作全て読み終えてしまった。他に類を見ないような紙の魔術師のお話。続編を書いてくれればいいのに。
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シオニーが自分本位過ぎていらいらしますしエメリーがどうしてシオニーを好きになったのかは理解できませんし結局敵とされるものが何をしたかったのかよくわかりませんし魔法が体系的に感じられなくてただただ都合がいいだけのものに思えますし、文章や展開は巧いと思いますがまったく楽しくなかったです。唯一手放しでよいといえるのは最後の肝になるロジックのみ。非常に後味のわるい読書でした。
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29:あーーまたこの跳ねっ返りは!と、やきもきハラハラしながらも読了。最後はねえ、予言されてたこととはいえ、ほんとに心からほっとしました。
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怖いからとその怖さの原因に一人で体当たりしていく所が全く変わってないシオニー。そこが一番成長してもらいたかった所なのにと思いながら読んでいました。
セインとはラブラブ状態で、恋も事件も綺麗に纏まったラストになっていて良かったです。