星界の紋章2: ささやかな戦い (ハヤカワ文庫 JA モ 1-2)
- 早川書房 (1996年5月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150305529
感想・レビュー・書評
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作者自身は「比較的地味」と述べておいでの二巻であるが、個人的には一巻より面白い。
巻を重ねたことでキャラクターのパーソナリティがよく表れていて、良いシーンが多いのだ。アニメでも印象的だったシーンが多い。陛下の宣誓しかり、冷凍野菜にも匹敵する鈍さしかり。
色々な勢力がそれぞれの思惑で動きながら、物語は三部作終の巻へと向かう。戦争を予感させつつ、地上での二人も予断を許さない。良い引きである。 -
帝国と民主主義勢力って言うと、『銀河英雄伝説』でも『スターウォーズ』でも、反帝国側に肩入れしちゃうんだけど、これだけ傲慢な帝国が主人公っていうのは結構意外。
でも帝国(アーヴ)の人たちはなかなかいい人が多い。 -
15年ぶりくらいの読み返し。地上に降りて苦労してたような記憶はあったが、思った以上にかなりドタバタだった。232ページあたりでラフィールが語るアーブの起源とか、青い髪の由来とかは忘れてた。
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内容(「BOOK」データベースより)
故郷の惑星が帝国の領地となったために、意に反して、強大なアーヴ星間帝国の貴族となったジントは、宇宙港で帝都へ向かう戦艦を待っていたのだが…そこに現れたのはひとりの少女。彼女の名はラフィールという。同じ戦艦に乗りこむ見習い士官だったが、彼女にはもう一つの身分があった。皇帝の孫娘にして帝国を継ぐ王女だったのだ。―王女とジントの冒険行を、SFマインドたっぷりに描く話題のスペースオペラ第2弾。 -
ジントとラフィールの逃走劇
ラフィールの「バカッ」の破壊力 -
前巻より楽しめる展開に。慣れない地上での王女様は可愛い。短いが帝宮での対談も興味深かった。孫娘の無事が早く伝わってほしいものだ。
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20090131
1週間 -
故郷が帝國の領地になった為に、意に反して、アーヴ貴族となったジント。
宇宙港で帝都に向かう戦艦を待つ彼の前に現れたのは一人の少女。
同じ戦艦に乗り込む見習い士官、ラフィールにはもう一つの身分があった。
皇帝の孫にして帝国を継ぐ王女だったのだ。
王女とジントの冒険行を描くスペースオペラ第二弾、ここに!! -
続編のレビューは難しい。
敢えていうなら、徐々に明らかになるアーヴの文化風俗が特徴的か?
宇宙がラフィールの主戦場なら、地上はジントの領分。
物語は激しく展開する