魂の駆動体 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-25)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 467
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306342

感想・レビュー・書評

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  • 魂の駆動体 (ハヤカワ文庫JA)

  • 車の薀蓄が多い。
    魂とは何かについての考察がある。
    車に興味が無いので、長くつらい。

  • おもしろかった!読後に裏表紙のあらすじを読んでみて、数行のあらすじではこの本のおもしろさもストーリーさえも何一つ現せないんだなぁと。(だからこそ神林作品が読みたいんだ。)近頃「人間は楽しむために生まれてきたのか」ということについて考えを巡らしていたので、ちょうど良いタイミングでのフムンだった。でもすっきりしててこんなに明るくて前向きな気分になれちゃっていいのかしら…と疑う自分もいるwまぁ、猫かわいいからそれでいいか!

  • 今までの神林作品と違う~
    ドライ&テクニカル、ナイーブな所も独自なセンスとリズムであっさり斬って爽快なところ。。。それが神林流だった。
    でもこの『魂の駆動体』はストレートにアツアツだ。

    ヤケドしそうなくらいに老人コンビが夢を追う、追う、追う!爽快だ。著者が書いてきた少年でこんなにも、少年らしい夢を持っていた人物はいただろうか?・・・神林作品はほとんど読んでいるけれど、ちょっと、思いつかない。

    面白い。。。気持ちが前向きにならざるえない本だ。

  • 神林長平の最高傑作だと思います。
    特にクルマに興味を持たない私も非常に面白く読み、感動しました。
    何度も再読しています。
    表紙イラストがまた良いですね!

  • ゆきちゃんのお薦めの本、読み終わった。とても楽しかった!

  • ・・・クルマの詳しい設計とか専門用語はサッパリわからない。
    自転車のハンドルとタイヤをつなぐ軸に角度をつけないと安定しない…というくだりはどこかで聞いたことあったなあ…くらい。
    おじーちゃんたちが愉快なので、専門用語の難しいのは相殺されてるけれど。
    この本は、魂と人間と意識の話なんだと思って読んだらすんなり入ってきた。

    自分の魂はわたしになにを要求しているのだろう。
    なにがしたいのか。それがわかる日が来るのか。来ないまま肉体が限界を迎えるのか。魂の欲求を完全に満たしてやったとき、魂は満足して消滅するのだろうか。自分はどう生きるか、なんのために生きているのか、生かされているのか。それはある意味「魂」まかせ、すべては「魂」のおもむくままに…?
    そう思うと…ちょっと肩の力が抜けたかんじがしてきた。
    これって「あなたの魂にやすらぎあれ」ってこと?

  • 魂が本当に求めるものってなんだろ?って考えた。
    やっぱり神林せんせのお話ってすきだなぁ~~。

  • 近い将来、我々も利便性を追求していった末にはこの作品中に出てくる”自動車”のようなものを(技術があれば)作ってしまうのではないだろうか。もし家事ロボットなるものが出来て、我々がこなすべき日々の仕事が減ったら、我々はそれを後悔するのだろうか。

    全体として読みやすいが、唯一自転車の場面で専門的な用語が飛び交っていた個所は読みづらかった。こちらの能力不足か。

  • やっぱりものづくりは震える。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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