魂の駆動体 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-25)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 467
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306342

感想・レビュー・書評

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  • クルマ(否自動車)に情熱を注ぐ老人たちと、人類が滅亡した遠い未来でのクルマの復活を目指す天使たちの物語。
    ものづくりへの情熱を思い出させてくれる傑作。

    ネタバレだが、アンドロギアに魂が宿るシーンは身の毛がよだつ。あと魂が離れた時も。

  • 何故だか何度も読み返してしまう。

  • じいさん達に泣ける。

  • 読んでわくわくした。リンゴ泥棒のエピソードとか、老人萌えにするつもりか!w

  • 爺さん達の冒険譚だね

  • 神林長平作品で一番のお気に入り
    男のロマンと神林SFのバランスが絶妙です。
    速度を追い求める人間の魂を描いた作品です。

  • 自動車が、文字通り自動運転装置となって自分で乗り回すことも所持することも出来なくなった世の中で、2人の老人が“クルマ”を設計して作ってしまおうと模索するお話。
    もう“クルマ”を見ることもない世の中でふとしたきっかけで廃車を見た2人は、隣人の蔵書の“クルマ”の本を見ているうちに、過去の情報と現存するパーツで“クルマ”を作ろうと思い立ちます。
    手作りの楽しさ、出来上がった“クルマ”を運転している時の一体となる感覚などが読んでいて伝わってきます。

  • 主人公の爺ズが大のお気に入り。この本を読むと歳をとるのが楽しみに思えてくる。ものを作ることの楽しみを小説で教えられるとは思ってなかったです

  • 2006/07

  • 車で感じる独特の速度感は、魂を開放する。
    人それぞれ、開放手段はいろいろで、 だからいいのだと思う。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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