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Amazon.co.jp ・本 (640ページ) / ISBN・EAN: 9784150309817
みんなの感想まとめ
多様な事件が絡み合う中で、主人公たちの成長や人間関係が描かれる本作は、スピーディーな展開が魅力です。特にススキノ探偵シリーズの中では、読みやすさや面白さが際立っており、長編でありながら一気に読み進めら...
感想・レビュー・書評
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ススキノ探偵シリーズ まだ全話読んではいませんが今までの中で一番スイスイ読めました。
それまでは「俺」が30代のを読んでいて初めての50代作品。背景も今に近づいてきたからかも。
近藤さんのキャラも強烈だったし 殺されてしまったのが残念なくらい。
色々な要素 事件 問題が絡まっていて展開が気になり時間さえあれば一気に読めた作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ススキノ探偵シリーズの中では今のところ一番好きかも。かなりの長編(5巻くらいある作品で長編と思う私にとってはたいしたことないけどw)だが、一気読みできるくらいのおもしろさ。
ススキノシリーズが合わない人以外は楽しめると思う。
個人的にはアンジェラが好きなので次回作以降もっとアンジェラの活躍の場を増やしてほしい。 -
初めてこの作者さんの小説を読んだ。このシリーズが人気らしいことを聞いて期待してよんだものの、あまり面白さが分からなかった。もちろん、殺人事件が起きて、その犯人を突き止めるシーンははらはらして面白かったものの、★3に落ち着く内容だったかな。
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文庫で600ページを超える分量であるが、それが苦にならず読了できた。
疾走感があるわけではないのだが、ぬるぬると読み続けられるし、止まらない。 -
長い割には終わり方が呆気ない。これまでのシリーズにも言えることだから、慣れっこになった今ではそこまで気にならないけど…いやでもちょっと長かったかな。作者の主張したい部分になると筆が乗っているのがよく分かる。
やりたいことがハッキリしていてカッコいいけど、結局周りに助けてもらってばかりの〈俺〉仲間に恵まれたからこそ、ここまで生きてこられたんだな…そのお陰でシリーズもここまで続いた、と。 -
大泉が演じた初期の若き「俺」とはもはや別人といってもいい、50近くのデブと化している主人公なのだけれど、やっぱりファンとしてはそういう彼にも愛着がありますな。
年々渋さと偏屈さに磨きがかかってるし、信念は曲げないし。
「俺」と、おそらく作者自身がモデルであるのだろうと思われる物語の重要な位置をしめるイラストレーターがしつこく繰り返す、あの道産子の恥であるYOSAKOIと、そのうさんくさいイベント周辺にたむろする連中への対する呪詛にも近い罵倒とののしり具合には、同じくあの珍妙な祭りに嫌悪感を抱いている者として少なからず愉快になってくるくらいの酷いDISり具合だ。
華の部屋で、ちょっとした行き違いや心のズレみたいなのを感じて、あ、これでもう俺たち終わるのだな、という雰囲気になる一連の描写が非常に素敵で良かった。
東直巳さんの作品には、そういう長編の中にものすごく心に残る一文や、描写や、台詞なんかが必ずあって、個人的に好きですね。
長編ストーリーとして、読者を惹きつけるエンターティメントの部分やけっこうヤバいシチュエーションに陥るスリリングなシーン、いい年したオッサン同士のなんともいえぬ友情なんかを含めて、シリーズの中でも一二を争う傑作なのではと思う。 -
ススキノ探偵シリーズ。
死んだ友達のために、一銭にもならず、かつ身の危険を顧みず真相を追求する「俺」。
「吹雪の果てに」で、やはり昔の恋人のために
一銭にもならず、かつ危険をおかした「俺」。
その時の人脈のおかげで、命拾いしたという感じです。
近藤さんは死に、「俺」も危なかった。
なのに、助けられた人&その家族が、その事を知らないという展開は切ないです。 -
地下鉄で乗客とトラブルになっていたところを救ったのがきっかけで、“俺”はイラストレーターの近藤と飲み友だちになった。その近藤が何者かに刺されて死んだ。友人の無念を晴らすべく、ひとり調査を開始した“俺”の前に、振り込め詐欺グループ、闇金融、得体の知れない産廃業者らの存在が…絶体絶命の窮地に陥りながらも、“俺”は友の仇を討つために札幌の街を走り回る。
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作者の代弁者になっているな〜
書いていて楽しかったろうなと思いながら読んだ。いろんな問題を提起しながら、うまく文中に埋め込んだだろうけど…。 -
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探偵シリーズ、8作目。主人公は結婚、離婚し未だにススキノで探偵まがいを生業としている。
地下鉄で偶然知り合った、ローカルTV番組に出ている画家、痴呆症の老女、難病にかかり寝たきりのヤクザとそこに拾われた男。
おなじみの登場人物と、本作で新たに登場する人物が実によく絡み合ってストーリーは軽快に進んでいく。
ミステリー要素もあり、625ページの長編だが、苦労なく読める一冊。
星は3.5としたいが、半分はつけれないので3で。 -
このシリーズ全部のことだけど、本当に出会えてよかったと思える作品。わたしの知らない町の知らない人の知らない人生をこんなにリアルに体験できて、自分の人生を相対化できる。今回は長編でしたけど、それを感じさせないくらいのスピード感でした。
52歳になって、あまりやたらに正義感は振るわなくなったけど、根底の部分でしっかり芯のあるいいおじさんになった「俺」がほんと、いい仕事してます。1日で読めます。読みたくなります。 -
ススキノ探偵シリーズ。図書館で。
So-ranってヨサコイの事かなあなんてぼんやり思ったり。私はあまり興味ないのですが岩手の人でえらい嫌ってる人が居たなあなんてふと思い出しました。イナカモノとトカイモノの話は置いておいて色々他の人の立ち振る舞いが目に余るようになったなあと思います。年取ったせいですかね。
それにしても近藤さんは殺されなきゃならなかった必然性があるのだろうか…。
そして新しいガールフレンド出現。30代の美人が何も50過ぎた小太りの無職、酒飲み、危ないことに首を突っ込みたがり、手が早く、精神的に子供なオジサンを相手にしなくてもいいんじゃねえ?とは思うんですが。まあ反対に彼女が身を置いている世界ではマトモな方なのか、彼は。女にたからない・暴力を振るわないだけでも。なんとなくそういう環境が切実に寂しいですね。
まあ年を取ってくるとあまり贅沢は言えないってことかなあ。
シリーズ通して出てくる人物たちのそれぞれの進捗状況もなかなか面白かったり切なかったりですね。 -
地下鉄で乗客とトラブルになっていたところに遭遇したことがきっかけで<俺>はイラストレーターの近藤と飲み友達になった。厄介な部分も持ち合わせている近藤だったが、なぜか彼のことが好きになったのだ。
その近藤が何者かに刺されて死んだ。<俺>は仕事としてではなく、友人のために犯人捜しを始めるが、そのことを面白く思わない人間に命を狙われることになる。
2014年7月29日読了。
シリーズ8作目にして、<俺>に最大の危機が訪れます。
ここのところ、ちょっとマンネリになってきたかな?と思っていたのですが、久々にハラハラ&ドキドキさせられました。
そして。彼自身が自分で思っているよりもはるかに周囲の人間から好かれていたことが分かる展開に、ちょっとホロリ。
この作品から読み始めても十楽しめるとは思いますが、シリーズを最初から順番に読んで来た読者にしか分からない人間模様があるので、やはりこれは最初から読むべきだと思います。 -
2014.6.28ー46
ススキノ探偵シリーズ8作目とのこと。
東直己7冊目にして「バーにかかってきた電話」「流れる砂」に次ぐ面白さ。長編の割にストーリーの捻りには欠けるものの、相変わらず軽快な文章と会話で読み易さ抜群。 -
『探偵はバーにいる』のススキノ探偵シリーズ長篇第八段。
開始時、主人公の俺は28歳。
それが、本作では50歳を越える中年に。
シリーズ物で、主人公がこれだけ齢を重ねるのは中々珍しい。
開始時は70年代のススキノ。まだ、ポケベル、公衆電話の単語が散見。
それが、本作では、世間同様。時代は進歩する。
登場人物の口を借りて、著者の現代への痛烈な批判が随所に散りばめられている。
なかでも、北海道の地場産業が公共事業というフレーズはとても頭に残っているな。 -
地の文にも会話文にも、「ま、〜」が多すぎて読み心地がすこぶる悪い。
主人公も他の登場人物も等しく「ま、〜」を多用するので、話者が誰か解りづらい。「まあ、」ならまだしも、「ま、」だとどうしても、良くも悪くも浮いて見える。
内容は面白いのだが、文章力に難がある。文体は軽くても、文章力はしっかりしていてほしい。 -
華がいい女なのだ。そんな華でも男とケンカする。年齢で言えば立派なオトナなのに喧嘩する。いくつになっても男女はどうも分かり合えないことがあるのだとあらためて知った。かっこいいと思える二人がケンカして、物語の後半で仲直りする。現実はなかなかそうはいかないが、それでもうらやましく思う。人生によくある、出会って別れた、というだけのことなのだ。
あまりに本編と関係のないことを書いてしまったので、本作のキーマンである近藤雅章の葬儀にむかう準備をしているシーンから抜粋。『人間は、誰とでもすれ違って、いつか、ずっと会わなくなる。これで最後だ、と自覚して別れる場合は本当に稀だ。「またな」と言って手を振って、それが結果として、永遠の別れになる。それもまた、ありふれたことだ。そうなんだよな。人生の九十九パーセントは、ありふれたことだ。それが、なぜ一々、心にヒリヒリするのか。』 -
ススキノの探偵シリーズ第8弾。
相変わらず”俺”は世間、特に品格のない若者に対して怒っている。この怒りに甚く共感するのは、自分も歳をとり、「最近の若者は...」と頻繁に思う年齢になったからだろうか。
このシリーズを最初に読んだ1992年はまだ大学生だったので、本シリーズに対する感想もあの頃と今では違うかも知れないなあ。
今度第1弾を再読してみよう。
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