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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150315559
感想・レビュー・書評
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まさかの、茨城県土浦SF。
のっけから、知った地名がバンバン出て来てビビったが、著者がここの出身らしい。
表紙の感じから、「君の名は」かよと思ってしまったが、まあ、そんな感じかもしれない。
今、日本のSFってこんな感じなの?
科学の最先端ワンアイデアと、設定がそのまま構成になって作品になるみたいな。
ちょっと甘酸っぱい青春の、なんつか、高校文学部的な。
あとは作者の文章家としての技能と、編集者の腕?
結果として思ったより悪くないと思ったのも事実だが、最悪なのが、おそらく、作品のキモになる幻想的な展開と、量子論の裸の説明。
ここがもっと上手く処理出来ていれば、もっと素直に楽しめたような気がする。
一番気になったのは、「竜ヶ崎」だなあ。
地名としては正確には「龍ケ崎」なので、土浦市民からしてもそんなものかとちょっとショック。 -
913-T
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