- Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150747145
感想・レビュー・書評
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なんだろうね、これだけ登場人物が少ない中で、いや少ないってほどでもないかもだけど、それぞれの人物像がよく理解できる程度には少なくて、それでこれだけ色んな人を絡ませながら話を展開してくんだから、スゲーな、ってなりますよ。このミステリーがすごい!みたいな。
ダイヤモンドさんの根性もなかなかのもんだけど、しかしジョイくんもまぁ気合入っているというか、最初の脱獄から真実を掴むまで、ってショーシャンクの裏バージョンじゃないか。しかもなにげにこの後も悲惨な人生が待っていそうで、泣ける。頑張れ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーソドックスな推理小説。オールドスタイルの頑固者。
嫌いじゃない。ただ謎解きの最大のヒントが唐突に明かされるのは、釈然としなかったな。
読みやすくて楽に読めた。 -
随分と評判が良かったので読んでみたが、ミステリとして物足りなさを覚えた。真犯人とおぼしき人物は途中でわかってしまうし、謎解きはオーソドックスで、あまりフェアともいえない。
やはり、ガサツな主人公に好感が持てないことが一番の理由か。くせはあるが、平凡すぎるのだ。
偽のデュー警部という感動的な傑作を書いた作家だけに、期待が大きすぎたらしい。 -
地道な捜査が最後まで目を離せない。コンピューターを駆使しないダイヤモンド警視に拍手。
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無実の脱走囚人・・・誤逮捕した元・警察の真犯人を探す苦労が・・・