天から降ってきた泥棒 (ミステリアス・プレス文庫 113 ドートマンダー・シリーズ)
- 早川書房 (1997年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151001130
作品紹介・あらすじ
超高層ビルの最上階に軟禁された娘を救い出せ!天才的な泥棒ドートマンダーは、ひょんなことから厄介な仕事を引き受けるはめになった。ついでに貴重品を盗んでひと儲けしようと考えた彼は、それを餌に仲間を集め、厳重な警備を誇るビルに侵入する。が、ハプニングの連続で窮地に…熱烈なラブコールにこたえ、伝説の男が遂に復活。スリルと爆笑の痛快作。
感想・レビュー・書評
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超高層ビルの最上階に軟禁された娘を救い出せ!天才的な泥棒ドートマンダーは、ひょんなことから厄介な仕事を引き受けるはめになった。ついでに貴重品を盗んでひと儲けしようと考えた彼は、それを餌に仲間を集め、厳重な警備を誇るビルに侵入する。が、ハプニングの連続で窮地に…熱烈なラブコールにこたえ、伝説の男が遂に復活。スリルと爆笑の痛快作。
原題:Good behavior
(1985年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
D.E.ウェストレイクの作品群
悪党パーカーやドートマンダーシリーズは
丁度2000年前後辺りかな 切らして居たように記憶して居ます。
漸く再出版されたのがこの作品だったかな。
私事ですが、この作品再出版を境にして研究なんぞ阿呆なことを
やらかしてしまい、就活と併せてしばらくの間離れて居ました・・です。
暇言うかまともな時間出来まして再開します。 -
1998年7月21日読了。
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確かにルパン3世っぽいというか、最近こういう洒脱な怪盗をみないなぁ(フィクションにおいて、だけどね)。
この軽やかさと、良い意味でのバカっぽさと、実は予想できない展開ってのはすごいと思うんだよね。
自分では手に取ることは無かっただろうから、きっかけに感謝。 -
父親に軟禁されているシスターを助けだす仕事を引き受ける羽目になった泥棒の話。
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ミステリーと言うよりはユーモア小説。
映画化もされてたりして、結構有名な作品だったっぽい? -
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「天から降ってきた泥棒」D.E.ウェストレイク
ドタバタ泥棒物語。シリーズものの一作です。
泥棒ドートマンダーシリーズの第六作だそうです。道理でほいほいとストーリーが進むと思った・・・。
とにかくテンポよく進む展開がさくさく読めて好印象かな。
ひょんななりゆきから、高層ビルの最上階に閉じ込められたお嬢さんをたすけることになったドートマンダー。そんなバカなって感じですけど・・・笑
それに乗じて一仕事してやろうという、ドートマンダー一味の奮闘が見どころ。見どころといえば見どころ。
今回は全くの読書守備範囲外に手をのばしてみました。
知り合いから進められた海外物だったもので・・・。
うーん、それなりに読むには読めたけど、やっぱしちょっと好みに合わないかな、、、と思いました。
海外物は、また何かの機会に、ということで。(2) -
人公、ドートマンダーは果てしなくヘタレです。おされっぱなし。<br />ちょっと叙述部分がうっとうしいけど、話自体は面白い!<br />オーシャンズっぽいです。
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ウェストレイクの代表的シリーズ、ドートマンダーものです。逃走途中修道院に逃げ込んだ泥棒がシスター達に仲間を助けるよう依頼され…。宗教でさえ笑いのネタにしちゃうのはさすがアメリカ。無言の誓いをジェスチャーゲームにしちゃいます。南米に送り込まれようとしている傭兵たちから逃げる手口に大笑い。最後の難関を突破するためにドートマンダーが考えだした作戦は、天使にラブソングを…を彷彿とさせます。シスターの大群ってそれだけでユーモラス。なんたって神がついててくれるんだから最強ですよね!