ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (583ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151792557

感想・レビュー・書評

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  • p.292
    ミカエルは前夜、公安警察の歴史に関する本を読みあさり、情報操作こそあらゆるスパイ活動の土台だと学んだばかりだった。そしてたったいま、彼は妹との会話に情報操作を取り入れた。長い目で見ると、これは計り知れない効果を生む可能性があった。

  • 「ミレニアム3」映画で観賞してから現作を読んだけれど、
    ストーリーを知っているはずなのに、純粋に新鮮な気持ちで読み勧めれて面白い。
    ミステリー部分もそうだけれど、何よりも、過酷な人生を歩んだリスベットが少しずつ、良い方向へ変わっていくそんな成長過程がとてもいい。

  • 意外な展開にドキドキ♪下巻に参ります。

  • 前半は 公安内部の汚い話

    後半 サランデルの本領がちょっとづつ発揮されて
    名探偵カッレくんとのやりとりが ハラハラする

    早く 下を読まねば

  • 法廷モノの様相を帯びてきた。
    リスベットがますます大人びたように思えるが、それは自分の人生への諦めのようなものだったのかもしれない。そこに、ミカエルが再び火をともした(と思いたい)。次巻で彼女がどのような戦いを見せるのか、期待が高まる。

    それにしてもリスベットやザラチェンコのキャラクターは強烈。冷戦時代のソ連のスパイと彼を守るために結成された非公式な「班」、組織ぐるみの犯罪行為なども、現実味がない。
    そうした派手な設定で読者の心をつかみつつ、政治や報道、警察組織についての現実味のある描写で物語を骨太にしているから、やっぱり作者はすごいんだなあ。

    間をおくと人物名の記憶が吹き飛ぶから、一気読みするのが正解。

  • 新たにドカドカ登場人物が増えて、
    もーわけワカメ。
    名前が覚えにくいんじゃー、スエーデン人。

    でもハラハラドキドキ、逃げて―皿ん出るちゃん、と
    読んでいてドップリはまりこみます。
    面白いのは間違いなし。

  • ついついだらだらと読んでしまう。

  • シリーズを片付けてスッキリすると同時に、もう続きを読めない寂しさがある。明らかに著者は続きを用意していた、3の最後でリスベットの双子の妹なりミカエルとリスベットの再会なり。また、作者はミレニアムの世界に溢れかえるイメージを持っていたのだろう。2・3ともに、意味なく放置されるもの含めエピソードがつまり末端人物まで経歴が語られる。
    ストーリーは女性と暴力というテーマで警察、政治が絡むスケールの大きい物語となり読みごたえあり。もっとも3は伏線の回収が忙しくて途中から消化試合みたいになってはいるけれど。こればかりは映像より本が面白かった。リスベットは病院や裁判所にいて活躍しないしミカエルとのペアもほとんどないのだが、「離れていても心が通じ合う」みたいな機微は文字でないとね。ハリウッド版の映画を楽しみにしていよう。

  • 初読

    リスベット入院中。一冊通してミカエルとは会わずw
    に、公安ザラチェンコグループの不穏な動き。
    まあザラチェンコに関してはこうするのが一番よな〜
    と思ってたのがその通りに。

    エリカが心配なんだけど、
    公安云々が続く中ちょっと柔らかく箸休め的な。
    しっかし、ハッカー万能やなw

  • シリーズ3は、シリーズ2の続きなんですね。直接対決ラウンド2?!
    いや、そうじゃない…?どーなるんだ?

  • 名前がね、どれが誰かわからなくなってきたのよ。登場人物も増え、内容も情報戦で小難しくなってきたわ。

    だけど、面白くて一気読み。
    下巻へgoだ!

  •  ミレニアムシリーズを一気読み。北欧ミステリー好きとか言いながら未読だった。しかし、もともと北欧ミステリー小説を読み出すきっかけになったのが、ミレニアムの映画だったと思う。
     映画で観てあらすじは知っていたけれど、やっぱり細かい設定とかが読ませる。さらに、ミレニアムシリーズはスピード感があるな。作者が急逝したのが本当に残念。

  • 第3巻。いやー、面白かった。おそるおそるの第1巻。スリル万点の第2巻、スカッと感激の第3巻。
    評判のミステリー。内容は書きませんが、読む価値大、です。

  • 重傷を負って動けないリスベットをめぐる情報戦が生々しい。
    来るべき裁判に向けてミカエル陣営とザラチェンコ陣営が動き出す。
    ジャーナリスト、医師、警備会社スタッフ、公安警察、地方警察、弁護士、検事。
    各人物にちゃんとスポットが当たっていて、物語に深みが出ている。

    ビジネスや政治の世界で男性管理職が圧倒的に多いというのは、
    スウェーデンも日本も変わらないのだなと思った。
    エリカ・ベルジェの転職先での苦境は日本にもあてはまるのかもしれない。

    ハッカー集団がかっこいい。
    リスベットの能力の一つであるハッキング。
    下巻ではさらに情報戦が過熱しそうなので楽しみだ。

  • リスベットのことはもちろんだけど、エリカが心配!

  • すごすぎ。最高。

  • こんどは政治的法廷的ミステリーか!しかしある意味あっけないなあ
    あいつはどこにいるのやら
    仲間が増えてきてうれしい けどまだ信じていいかがわからないね

  • 2014.5.16

  • 2014/05/03購入

  • シリーズの中で3はきつい描写が少ないので助かりました。ザラチェンコに対するグルベリの行動に、あぁこういう展開で来たんだと思って驚きました。
    著者が亡くなり、このシリーズの続きが見られないのが非常に残念です。

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