ミレニアム 6 上: 死すべき女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 19-5)

  • 早川書房
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本棚登録 : 265
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151830051

作品紹介・あらすじ

リスベット・サランデルは姿を消していた。だが、ミカエルには彼女を再び探す理由が……。世界を揺るがせた六部作、ここに終幕!

感想・レビュー・書評

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  • ミレニアムを期待して読むとアレなので、別物と思って読めば面白い。
    この作者の得意分野で来た感じ。

  • ついに最終巻に。読み終わるのが寂しいので、少し時間を空けてから読んだ。
    サブタイトルが死すべき女なので、カミラが死ぬとは思っていた。まさかのリスベットだったら…とも思ったが。
    2人の決着前の、エベレストでの話が結構ボリュームがあって、2人の姉妹の決着が薄かった。
    カミラは恐ろしい女だが、彼女なりの孤独を感じていたのだと思った。カミラはMを思い出す。

  • シリーズの中で一番興味深い民族のテーマかも。
    シェルバという存在を初めて知りました。

    解説読んで、なるほどって思ったのが、登場人物が煙草吸ってない!
    食べ物の描写も薄め。
    書き手の表現の変化がこういうところにでるんですね。

  • 物足りない。ワクワクドキドキ感がない。

  • ついにシリーズを読み終わった。
    今回もいろんな謎が絡み合っておもしろかったけど、やはりラーソン版に比べると淡白で、本の中で起きる出来事の関連性が薄い気がしました。
    もっと緻密さがほしかったです。

  • ミレニアムシリーズの、今のところの最終巻。リスベットは、妹キーラとの決着をつけようとする。しかし、リスベットとエベレスト登山の話の二つの筋があり、話が割れているのが欠点。

  • あるホームレスの死から紐解かれていくエベレスト登山中の事故の謎が気になる

  • 人物の主観視点がここ変わる描写と設定は読者を飽きさせなくてとてもいい。ストーリーもミステリーが徐々に明らかになり、犯罪者が裁かれ、新たなスタートを予感させるハッピーな結末。終盤の攻防は非常にリアルで迫力ある文章でいい。作家が変わってもまた続編を出してほしい作品。

  • 2019年発表
    原題:Hon som måste dö

  • スティーグ・ラーソンがミレニアムの3部作を発表後、亡くなってしまったので後のミレニアムを引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツの三作目
    比べるのも何だが、スティーグ・ラーソンの描くミレニアムが息をつく暇もなく主人公たちをおいつめるのに対してダヴィド・ラーゲルクランツの展開は緩慢に感じる
    主人公の一人、リスベット・サランデルの心情を多く描いているからかもしれない
    そして今作のリスベットは決断しない、なかなか決断しない
    物語は変死した浮浪者がミカエルの電話番号を持っていたことから始まる
    浮浪者はなぜミカエルの連絡先を持っていたのか、そしてなぜ亡くなったのか、指などが損傷している浮浪者は何者なのか?
    DNA鑑定の結果は?
    彼はどんな人生を経てミカエルのもとに流れ着いたのか?

    どうも話の展開が私には緩慢に感じられて私には今ひとつでした

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著者プロフィール

スウェーデンのジャーナリスト、作家。事件記者として新聞社に勤務後、スウェーデンの冒険家、ヨーラン・クロップにを描いたNFでデビュー。2009年、英国の数学者アラン・チューリングに関する歴史小説を執筆。2011年、国際的なサッカースターのズラタン・イブラヒモビッチとの共著で、『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』を出版、2か月足らずで50万部を突破、スウェーデンで大ベストセラーとなった。『ミレニアム』を執筆したスティーグ・ラーソンが急逝した後、4‐6を書き継いだ。

「2023年 『闇の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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