華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

著者 :
  • 早川書房
4.17
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本棚登録 : 981
感想 : 166
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152091635

感想・レビュー・書評

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  • 政治

  • 世界設定とか生物的設定など本当に起きえるシミュレーション的SFなんだろうけど…硬い!結局は政治とかお役所仕事…。青澄のキャラも実際にいたら友達にはならなさそうなタイプだ。もう少し、青澄のことを知れば見方が変わってくるのかも知れないが。

  • 海と陸に住む。

    この世界も利権者がはびこる世になっていかなければ良いが…

    アシスタント知性体は、これからの未来近いものが出来そうでは。

  • 10月7日読了。図書館。

  • なんかのめり込めなくて、疲れた。
    スケールはともかく、描き方はなんかありふれてるし、
    AIの全く現実味のない設定とか(感情がありすぎておかしい)、政治的な部分は細いんだけど
    いる⁇的エピソードの山とか、
    その割に共感できない、いかにもマンガチックで
    深みのない登場人物とか、
    読み終えるのが苦痛だった。
    中途半端にツキソメ研究してたけど、なんか意味あったの⁇
    続編で‼︎的な⁇
    とある事情で読了したけど、本当になぜこんなに評価高いのかわからなかった。
    今のSFってこんなんなんだ…

  • 図書館で。
    読み始めてあ、この魚舟とか言う名称読んだ覚えがあるなあ…とぼんやり思い出し、そういえば短編で読んだんだっけ課な…とうっすら思い出しました。そうか、こういう世界観の短編だったんですね。

    最初の方の海底マグマとかホットプルームによる海水の膨張とかが面白かったです。地球に住んでいる人間にとっては存続の危機だけれども地球規模で見たら地球に存在する生命の9割が死滅した事態だって何度も経験していることなんだしなあ…。そういうドライな未来のあり方が面白いと言えば面白かったです。が。生き残るために肉体を改造する、かぁ…。水中で長く呼吸できるぐらいなら抵抗なく受け入れるかもしれませんがさすがに袋人間は…どうだろう?受け入れる人居るのかな?まあそこまでのっぴきならない自体に追い込まれたって事なんでしょうけれども。

    お話的には荒廃した地球の政治的駆け引きと遺伝子操作で生み出された怪物との共生とフナオサの女の人の出自の謎解きと盛りだくさん。読んでいてアニメのガルガンティアを思い出しました。でも海上で暮らす人たちが有機物に住むっていうのは面白いけど…ドラム缶でもなんでも無機物のイカダでも作った方が個人的には人は信頼しそう。だって海に潜られたら大変だしな…。

    面白いんだけど…少しずつアレ?と首を傾げる所がありなんとなくのめり込めずに終わりました。面白い所は面白かったんですけどね…

  • 2012年1月20日 4刷、カバスレ、帯付
    日本SF大賞受賞
    2014年3月8日 伊勢BF

  • 地球の長い歴史の中で生物の誕生と絶滅が繰り返されながら現在に至っている。そう考えると人類だって何時かは絶滅の危機に晒されるんだろうなぁ。

  • 設定を飲み込むのに時間がかかったけど、一旦入り込むと一気に読み終わりました。
    絶望的な人類の終焉なのに、読後感は妙に爽やかな気持ち。
    青澄とマキの関係がその…素敵でした。

  • 2011日本SF大賞受賞、上下組580ページの超大作。地殻変動で陸地の大部分が水没、陸上民と海上民に別れた近未来の地球を更なる大規模災害が襲います。地球惑星科学、生物学などの最新理論にSF的要素を絡めた骨太の物語です。

著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。11年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。18年『破滅の王』で第159回直木賞の候補となる。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている。『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『薫香のカナピウム』『夢みる葦笛』『ヘーゼルの密書』『播磨国妖綺譚』など著書多数。

「2022年 『リラと戦禍の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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