BREATH 呼吸の科学

  • 早川書房 (2022年6月8日発売)
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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784152101402

作品紹介・あらすじ

人類はなぜ鼻呼吸をやめてしまったのか。その原因に18世紀以降の産業革命が関係しているとしたら? ジャーナリストの著者が、古代人と現代人の頭蓋骨を比較することで口呼吸への移行期を明かすとともに、神経系を活性化させる理想的な呼吸法について探索する。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて、ちびちび読み進めました。文明の進化が、人間の呼吸の仕方を変えてしまったのに、われわれは失ったものになかなか気が付かずに、あらわれた疾病に、見当違いな対処をしてきた。現代生活が変えてしまった呼吸法を昔の水準に戻せば、予防が出来る可能性が示唆されていました。手軽なものから、難しそうなものまで、さまざまなトレーニング方法も紹介されており、試してみたくなったので、ちょうど発売されたばかりの文庫本を購入してみました。とりあえずやってみます。


  • 目的→ストレスからの解放&健康的ランナーとしての持久力向上。
    発見→90%の人が間違った呼吸をしている。鼻は沈黙の戦士、体の門番、心の薬剤師、感情の風向計なのである。呼吸法により現代病(喘息、不安、注意欠陥、多動性障害、乾癬)を減少できる。具体的な呼吸法のうち取り入れられそうなもの2つ。①コヒーレント・ブリージング②ブテイコ呼吸

  • 「口を閉じる」だけで健康になることができる人は想像以上に多い。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/04/10/002231

  • 現代人の多くの人が悩まされている不調な症状は昔にはなかった。頭蓋骨の様子から呼吸について考える。また、噛む機会が多い昔の食事を摂っていると虫歯がなく歯並びも良い。
    極端な実験を行い鼻呼吸の大切さを調べる。呼吸が浅くて体に必要な量の空気の入れ替えが行われていないのでは?二酸化炭素こそ体に必要なのでは?等いろいろな論理が書かれていた。

  • 【おすすめポイント】著者はジャーナリスト。疲れ果てた体で参加した呼吸教室で、気分が穏やかになり、肩こりが解消されるという不思議な体験をします。その効果の理由を探るため、呼吸の力の解明に挑みます。私たちは生まれてから誰に教えられるわけでもなく呼吸を続けています。著者が取材した古今東西・秘伝の呼吸術をあなたも学んでみませんか?
    【請求記号】491.33:Ne
    【配置場所】2階
    【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28203627

  • 口呼吸がどんなに心身の健康を害するか、著者が自ら実験台になり説いている。
    しばらく鼻が詰まっていたところにこの本は効く。耳鼻科にいこう

    古びた館、呼吸に意識を集中するよう冒頭の話が好き

  • おもしろい

  • 呼吸の仕方なんて気にした事なかったのでとても面白く読めた。


    口ではなく、鼻で呼吸する。

    舌の位置は上顎につける。

    寝つきが悪い、いびきするなどの症状の原因は口呼吸が原因。

    口呼吸が原因で目がたるみ顔の骨格も変わってしまう

    5.5秒かけて細く鼻で呼吸する

    奥歯でしっかりと咀嚼する

  • 深呼吸する事によるストレス低減効果、鼻呼吸の有用性について知りたくて読んだ
    医学では解決しづらい現代人の多くが抱える喘息、ストレス、頭痛、慢性炎症の解決の一助になると感じた
    たかが呼吸と思われがちだが、習慣になる事による長期的な効果は計り知れない

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