オレたちバブル入行組

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163236001

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  • 崩壊した銀行不倒神話。
    給料もポストも減り、逆境にさらされても―銀行員(バンカー)よ、顔を上げろ!
    融資課長・半沢直樹の意地と挑戦を描く痛快長篇。
    (アマゾンより引用)

    いや、誰も良い人が出てこないっていう…
    半沢の同期の人がまぁ、そこそこ良い人かなっていうくらいで…

  • 銀行と言うところは、人事が全てだ。ある場所でどれだけ評価されてたか、その評価を測る物差しは人事である。だがその人事が常に公平とは限らない。出世するものが必ずしも仕事のできる人間では無い事は周知の事実である
    夢を見続けるっていうのは、実はとてつもなく難しいことなんだよ。その難しさを知っている者だけが、夢を見続けることができる

  • 半沢直樹シリーズ第一弾。本当に面白い。様々な逆境を乗り越えていく姿がとても気持ち良い。

  • 昔読んだが、テレビドラマの続編が間も無く放映されるということで復習。
    ところどころ、時代の古さを感じる部分もあったが、話のテンポはさすがだと思う、面白かった!

  • 半沢直樹シリーズ。やっと読めました。
    面白く、最後の読み応えはスカっとしました。

  • 銀行員によるドタバタミステリー

  • 前登録した「おれたち花のバブル組」は間違いだったので、代わりにこれを登録しておく。

    前読んだのが「オレたちバブル入行組」

    今日読み終わったのが「おれたち花のバブル組」

  • 痛快。組織の恐ろしさ。同期の結束。悪に手を染める恐ろしさ。とても面白く読み進められた。

  • 銀行モノがこれほど痛快だとは思わなかった。バブル期に銀行に入行した同期の社員同士、協力し合いながら、行内外にはびこる「悪」に立ち向かう。前半でやられた分、後半で倍以上にしてお返し。勧善懲悪もののようにも見えるが、決して絶対的な善ではない。相当に汚い橋も渡る。銀行員の枠に全くはまっていない、主人公の半沢の言動が小気味良い。

  • オレたちシリーズ 第1弾

    序 章 就職戦線
    第一章 無責任論
    第二章 バブル入行組
    第三章 コークス畑と庶務行員
    第四章 非護送船団
    第五章 黒花
    第六章 銀行回路
    第七章 水族館日和
    終 章 嘘と新型ネジ

    バブル期に大手銀行に入行した半沢とその仲間。

    時は経ち、銀行神話は崩壊し、不良債権まみれの一業態になった銀行で、支店長の独断での融資が焦げ付き、その責任をかぶらされる危機に陥る半沢。

    融資先の倒産会社を調べ、責任をなすりつけようとする支店長達の弱みを握り、徹底抗戦する。

    汚名をすすぎ、融資を回収できるのか!?


    半沢をはじめとするバブル入行組の友情と、クールだけど冷酷になりきれない半沢の気っ風の良い啖呵が心地よい。

    頭を使いながら、上司や組織に立ち向かっていく雑草魂のようなものを感じる。

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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