- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163246208
感想・レビュー・書評
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買いだめした吉田作品を読了。
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帯背
トラヴェルソの響きのようにあたたかな12のものがたり
帯裏
僕は世にもめずらしい流しの床屋なんですよ -
旅する床屋さん。
ここでないどこかに行きたくて。
どこにもないどこかを求める。
行き着く先はどこなんだろう。 -
この人の書く世界観はファンタジックで柔らかくて
そこに出てくる町もなんだかいいなぁと思わされる。
この本は短編小説で、もう少し洗練されてたら良かったかな。
短編では雰囲気だけで押し切ってるように感じてしまいやや退屈だった。オチもうーん、と。
ローストチキン・ダイアリーは唯一いいかな。
彼女の冬の読書は終わり方が残念。
放浪する理容師の男が軸ということで期待し過ぎたなぁ。 -
空を観るのは昔から好きです。雲が流れていくのだとか鳥が飛ぶのだとか色がだんだんに変わっていくのだとか。そんなわけで名前で買った。この著者のこじんまりした感じも好き。冬におこもり読書する女の子に親近感。
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流浪の床屋の短編集。
いろんな人たちの日常に床屋がふと入り込むような話で床屋は主人公ではない、と思う。
2番目の「彼女の冬の読書」がいちばん好きだった。 -
文章で描かれた光景が自然にうかんでくる本。青い海、女優、ホテル、ホクトさん。
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ホクトという理髪師がでてくる。短編集。
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タイトルの中二くささはなんとかならんものか。