ビザール・ラヴ・トライアングル

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 112
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163260501

感想・レビュー・書評

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  • 『四日間の奇跡』以来。短編集だがタイトルにもなっている『ビザール・ラヴ・トライアングル』がよかった。

    再婚したばかりの妻を事故で失い、その遺児と暮らす作家の生活。小さかった娘も高校生に……。

    入学式の夜思いを語りあう恭子と隆志。
    語りすぎと思える箇所もあるが、煩わしくはない。恭子の「ねえ、知ってた?あなたの文章の中にはいつだってお母さんがいるの」という言葉が印象的だった。


    作成日時 2007年07月08日 09:05

  • 短編集。
    この人が書く人間はなんだかどこかあったかい。
    そして現実味もある。
    だから読んでて何故かたまに落ちる。

  • 切なく不思議な話を集めた短編集。温かく素敵な物語なのですが、やや意外性には欠けるかも。市川拓司作品に似た印象を受けました…。/(2008.02.17読了)

  • 4つの短編集。人の強い「想い」が呼んだ事象を語る少し不思議な話。優しくて、懐かしい感じがしました。(2007/7/22読了)

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著者プロフィール

作家・翻訳家。東京大学文学部卒。レコード会社洋楽部ディレクター等を経て作家に。
著書に『四日間の奇蹟』、『君の名残を』(以上宝島社)、『黄蝶舞う』(PHP研究所)ほか、訳書に『安アパートのディスコクイーン─トレイシー・ソーン自伝』、『フェイス・イット─デボラ・ハリー自伝』(以上ele-king books)、マット・ヘイグ『ミッドナイト・ライブラリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、テイラー・ジェンキンス・リード『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(左右社)など多数。

「2022年 『ボクのクソリプ奮闘記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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