非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

著者 : 石田衣良

• 文藝春秋 (2008年7月30日発売)

感想・レビュー・書評

[Moriさんの感想 · 2009年4月18日]

千川フォールアウト・マザー
　カツカツの母子家庭
池袋クリンナップス
　池袋ごみ拾い活動
定年ブルドック
　柔道オリンピック候補元刑事
非正規レジスタンス
　人材派遣

[mukuさんの感想 · 2009年3月20日]

08.11/3 読了

[しおりさんの感想 · 2009年3月14日]

新しい登場人物たちはいいキャラクターだったけど、マコトやタカシがすっかり落ち着いてしまった気がします。メインのキャラにもっと活躍してほしい。

[もげさんの感想 · 2009年2月19日]

非正規労働旬の話題。

[hiiraさんの感想 · 2009年2月18日]

■IWGP！どんな内容でもあっという間にあのドラマの世界に入れる。ドラマを見ているように話が進む。
シングルマザー（サル登場）
ゴミ拾いをするエリート青年
どM？な警官の娘
人材派遣の実状とメイドのユニオン代表
面白かった！

[柊けいこさんの感想 · 2009年2月15日]

「IWGP」の新刊をようやく買いました。石田作品はこれだけはずっと追いかけてます。
うーん、その時々で問題になっている事柄を拾い上げてるのはいつもと同じなんですが、マコトの台詞があんまり胸に入ってこなくって困惑。キングも最近穏やかにすぎる。所々の冷ややかな表現は変わらないのに。話を持ってくるだけとか、そういう登場のさせ方しか出来ないんだったら、居なくてもいいのになとも思ってみたり。
「池袋クリンナップス」は好きです。ただ、表題作とこの話は構造がそっくり同じなんで、それもどうかなぁ…と。

[きたむーさんの感想 · 2009年2月11日]

09/02/10

[Rinaさんの感想 · 2009年1月16日]

大好きなIWGPの最新刊です。
ついに追いつきました。
でもそれはそれで寂しいです。


＊千川フォールアウト・マザー
＊池袋クリンナップス
＊定年ブルドッグ
＊非正規レジスタンス


千川フォールアウト・マザーはシングルマザーのお話。
大好きなマコトのお母様が大活躍！
母は強しです。
さっきNEWS ZEROを見ていたらシングルマザーも問題を取り上げていました。
最近よく思うのは先進国の中でも、日本は子育てしにくい国だよね。
シングルマザーが増えている今、本当に深刻な問題です。

池袋クリンナップスは感動しました。
ごみ拾いのお話。
でも本音は実際こんな素敵な人はいないと思ってしまいました。
すごくいい話なのに…。
キングのごみ拾い…想像できませんでした。笑

定年ブルドッグは恐喝のお話。
女の子は読みましょう。
変態彼氏に気を付けてください。
タカシとブルドックの対決…非常に気になります！

表題作の非正規レジスタンスがやっぱり一番印象に残りました。
今一番騒がれている問題ですね。
リアルな派遣社員のお話です。
多分一般の人が思っている以上に深刻な問題だと気づくと思います。
この作品を読んで足を伸ばせて寝れる自分が本当に幸せ者だと思いました。
おまけに暖かくてほかほかの布団付き。
自分のバリアーが強力なのにちっぱけなわがままを言っている自分に反省しました。


今回は社会問題(格差)がすごく多かったです。
私たち若者にとってすごく身近に、かつ深刻に感じる作品でした。
以前みたいな激しさや勢いはないけどその分すごくリアルで考えさせられる問題ばかりでした。
すごく読みやすいのに伝えてくるモノが大きい石田衣良さんの作品はやっぱり大好きです。
これからもIWGP読み続けます！
もっと多くの若者に読んで欲しいと１冊でした。




あきらめない。あきらめたら、そこで終わりだ。

泣かない。泣いたら、人に同情されるだけだ。泣きたくなったら笑う。

うらまない。人と自分を比べない。どんなにちいさくてもいい。自分の幸福の形を探そう。

切れない。怒りを人にむけてはいけない。今のぼくの生活は、すべてぼくに責任がある。

[榊さんの感想 · 2009年1月6日]

こういう王道展開が好きで読んでいたシリーズですが、巻数が増えてくるとさすがに飽きてきますね；；
内容は毎回違うんだけど、展開が同じなので読む気がうせてくる（汗）

[マインスイーパーさんの感想 · 2009年1月5日]

このシリーズ最高。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『４ＴＥＥＮ　フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」