非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

著者 : 石田衣良

• 文藝春秋 (2008年7月30日発売)

感想・レビュー・書評

[he110さんの感想 · 2010年2月22日]

IWGPがいつからかヒトゴトじゃなくなったたなあ。

[tomoさんの感想 · 2010年2月10日]

IWGPはやっぱテンポがいい。光景がリアルに浮かび上がってくるようです。

[biscoさんの感想 · 2010年1月22日]

この巻はすごい身につまされた。
特に「千川フォールアウトマザー」と「非正規レジスタンス」
私も数年前までワンコールワーカーで同じような生活をしていたし、現在正にフォールアウトしそうなマザーだから。

文中の言葉一つ一つが重かった。実際にこういう生活をしてみないとサトシやユイのつらさはわかんないと思う。
今も実際に非正規雇用で苦しんでいる人がいるということは事実であって、それをこういう形で世に問うてくれた石田衣良に感謝。

[s0910311さんの感想 · 2010年1月21日]

池袋に起きる事件を解決していく話
正規に雇われていない若者を題材に
若者が若者を救うため立ち上がる

[s0966107さんの感想 · 2010年1月14日]

ドラマ化されている作品です。

シングルマザーの話があり、そこで主人公の母親の過去が分かり、すごくおもしろかったです。

[s0910173さんの感想 · 2010年1月14日]

シングルマザーの話。

[yotyotyotさんの感想 · 2009年12月18日]

石田さんがせっせとニュースにでられているので作品がこういう風になるのかなぁ

[テツさんの感想 · 2009年12月15日]

池袋の水戸黄門こと、マコトくん相変わらずの大活躍。さすがに、面白さに安定感が出てきたと思う。一番好きな作品は最初の千川フォールアウト・マザーかな。そのどうしようもない転落ぶりと３歳の息子の健気さに涙する。非正規レジスタンスは、確かにタイトルだけあって力作だと思うけど、ストーリーの構図が池袋クリンナップスと同じすぎて、途中から微妙に読めてしまった。今回のテーマは構造的弱者だと思う。現実的な問題を、エンターテーメントとして成立させているのはさすがです。でも、庶民のマコトが実は、いろんなバックがあって、舐めてた奴が、後でギャフンみたいなの面白いけど少し多用しずぎかも。文句ばっかり言いましたが、このシリーズは出たら読みます。

[ひーちゃんさんの感想 · 2009年12月9日]

なんかもう、マコトっていう人が好きなので基本星５つです(笑)
非正規雇用について書かれていて、こういう人もたくさんいるんだなって思い知ることができた。
まあこの話のようなことまでは実際にはないだろうけど！

[shushuさんの感想 · 2009年12月4日]

池袋ウエストゲートパークシリーズの、これは８冊目

ぎりぎりの生活を強いられるワンコールワーカー
何の保証もないまま働き続けて、それでも部屋を借りることすらできない。
ネットカフェに寝泊まりして、駅のコインロッカーが箪笥代わり

そんな生活してる人が、何千人何万人もいるなんてこと
これ読むまでは知らなかった（汗
だってマコトの言う通り「目にはうつらない」んだもんね・・・

かなり考えさせられる内容でした。

キングやサルの活躍、もっと欲しかったな～～

著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『４ＴＥＥＮ　フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」