非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163272108

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読んだIWGPシリーズはやっぱり面白かった!石田衣良さんの本は何冊か読んだけど、やっぱり最終的にはこのシリーズに帰ってきてしまうなあ。
    その時その時で旬な話題を題材にして書かれているものだから、単行本にまとまると「少し前の話」になってしまうのは仕方のないことだと思うけど、それでも読み始めるとその当時のことをしっかりと思い出させるからすごいなあと思う。トラブルの解決の仕方がマンネリ化してるという意見も聞くけど、そんなの関係ない!これからもその時話題になってる部分にザックリ切り込んだ話を書いてもらいたいと思います。
    表題の『非正規レジスタンス』、身につまされるというか、すごくドキッとする内容で、色々考えさせられました。「働く」ということについて。

  • 8月23日読了

  • I・W・G・Pシリーズの中で一番好き。

  • 漫喫での生き方をこれで学びました。

  • シングルマザーやフリーターの話がはいっている。シングルマザーの話ではマコトとお母さんの過去の一部が明らかに!!

  • あー、好き。

  • 第六段に続いて面白い作品だと思います。この作品も前作と同じで短編集になっていて読みやすかったです。この作品には、「千川フォールアウト・マザー」と、「池袋クリンナップス」と、「定年ブルドック」と、「非正規レジスタンス」とが入っています。どれも面白いですが、俺的におすすめなのが表紙にもなっている「非正規レジスタンス」です。この作品は、非正規の雇用者の問題を題材にしていて、今の世の中の問題を読みやすく書いていると思います。いつも、いろいろな事を考えさせられる作品だなと思います。

  • 非正規レジスタンスが一番キツかった。8冊目ともなるとマンネリ化してきてるけど(私が)、相変わらず面白い。

  • 日雇い派遣会社で内勤業務していたので、
    この取材能力には驚嘆・・・
    http://bookwormblog.seesaa.net/article/120716452.html

  • 取り上げられている問題が今までと違う感じが。
    マコトのお母さん好きなので面白かったです。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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