まわり将棋は技術だ 先崎学の浮いたり沈んだり (2) (先崎学の浮いたり沈んだり 2)
- 文藝春秋 (2003年11月26日発売)


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- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163654201
感想・レビュー・書評
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普段は面白おかしい文章を書く先崎が本気の反論を認(したた)めている。彼を怒らせたのは将棋専門誌の記事だった。ジャーナリストという人種は所詮外野である。プレイヤーの苦闘よりも、わかりやすい戦績や順位に興味が向く。
https://sessendo.blogspot.com/2022/01/2.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
羽生世代までの将棋指しは、やんちゃというかアウトローというか、裏街道を歩む雰囲気が残っていた。先崎九段(本書執筆時は八段)は前世代の遺伝子を色濃く受け継いだように見える。
大山康晴の麻雀、升田幸三の囲碁について書かれた部分は貴重だ。
あれほど面白い『竜馬がゆく』を「十ページも続かないのである。次のページをめくる気が全然おこらない」というのは不思議だ。限定的読書家なのだろう。 -
囲碁界と比較してやきもきする姿は、なんか共感する
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将棋や囲碁の棋士の生態を、プロならではの視点で描き、軽妙で面白い。
ただ、文末の注はいただけない。筆者へのイチャモン、という形にしているが、全く笑えない。全くの蛇足。これだけで評価を一枚落とした。
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