- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163735702
感想・レビュー・書評
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ニッポンの書評を読んだ後、感想を書いたら、
「これを読んだ人は次にこれを読んでいます」
の3位に入っていた本。
①天才の3要素
発想力、論理力、表現力
発想力+論理力・・・改革者
表現力+論理力・・・頭のいい人
発想力+表現力・・・面白い人
全てを兼ね備えている人を天才という。
②7つの段階(フェーズ)
1、5行日記
2、今日はどんな日
3、毎日いち見開き
4、見せてお話
5、臨界突破
6、知識→教養→見識
7、世に出る
1、5行日記
見開きで使用する。
右側に1週間分の行動記録を書く。
一日5個が目安。○○が何々したと書く。
左ページは何をかいてもいい。自由。
この左ページを開けておくというもの、よくあるんだよね。
でも、やったことない。
無駄に思えてしまって。
でも。著者によると、その無駄が大事なんだという。
無駄なことをしてこなかったから、
こんな人間になっちゃったのかなとも思う。
思い切って、左側をあけてみようか。
2、今日はどんな日
さっきの行動記録に、0~5点で採点する。
そうすると、点数の低い行動はしなくなる。
おおお。
3、毎日いち見開き
1と2ができるようになってから、行う。
3に行くときには、1、2はもうしなくてもいい。
やりたかったらやってもいい。
見開きで使用。
真ん中中央に日付け。
「感じたこと」「考えたこと」を右ページいっぱいに書く。
自分の感情を具体的に言葉にする訓練。
・なぜを考える。3回繰り返す。
・ということは
・時間をさかのぼる。
(過去にも同じような経験がないか)
・類似と連想(似たもの探し)
・自分の考え
左は自由。できたら面白いことを書く。
そのあともまだまだあるんだけど、
1をまだやっていないので実感を持って読めず
終了。
日記をこのスタイルにしてみようか。
変化を楽しもう。
自分にあわなければ戻ればいいのだから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
成功している人は日誌を書いていたり、
ノートを取っている人が多いです。
本日ご紹介する本は、
自分を成長させるための
ノートの取り方、続け方が書かれた1冊。
ポイントは
「3つの能力」
3つの能力とは
発想力、表現力、論理力
改革者は「発想力+論理力」があり
頭のいい人は「表現力+論理力」があり
面白い人は「発想力+表現力」があるといいます。
この3つが全てそろった人は天才だそうです。
ノートを継続して取ることで、
これらの能力を上げていくことが可能。
継続してノートを取ることを目的に
本書では、簡単なことから始めて、
段階を踏んでレベルを上げていくように説明されています。
「5行日記」
第一段階は、
1日の出来事で印象に残っていることを
5つ選んで書きだします。
これだけです。
第二段階は、その記録に0~5点で点数をつけます。
これだけです。
これを続けることで、まず書くことを続ける習慣をつけます。
そして、潜在意識のなかで、点数の低かったこと、
点数の高かったことを把握し、点数の低いことは避けるようになります。
「毎日書く」
理論の積み上げを練習するには
とにかく毎日書くことが重要です。
”考える”ことは、まず”感じる”
そして”感じた理由を考える”
そして、”考えを言語化していく”ことです。
とにかく感覚を言語に書き出して
言語化の練習を毎日積み上げることが重要です。
「効率」
効率良く「能力」を伸ばそうとしてはいけません。
もっと「ムダ」を重視しましょう。
なにかを思いついたり、アイデアや企画が生まれるのは
ムダかもしれないことについて、考えたり、調べたりした
蓄積の中からだと最近つくづく思います。
ムダなことを避けて、必ず結果が出ることしかやらない
ところからは、新しいものは生まれないような気がします。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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ダイエット=「どうやって痩せるか?」はどうでもいい。問題は「どうやって1年続けるか」
「5行日記」=1日の出来事で印象に残っていることを5つ選んで書く
カード破産する人は、全員必ず、自分の借金の総額を知らない
悩みや苦しさの本質=「複数の問題を頭の中でグルグルと回している状態」から生まれる
「考える」=「感じる」次に「感じた理由を考える」
まちがってもかまわないから、自分なりの結論を持つ
効率良く「能力」を伸ばそうとしてはいけない。もっと「ムダ」を重視する
脳から収穫を得る=毎日ムダなページを使って、繰り返し考えて、積み上げた上にできるもの
気になっているテーマやアイデアを考えて書いていると、それが自分の意見や仮説になりはじめる
見識ができる前にブログを書いちゃうと、周囲から浮くか、周囲に合わせて普通のことを書いちゃうかのどっちかになる
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◆目次◆
僕はこんなノートをつけてきた
まえがき―ノートで「楽に」天才になる
スマートノートの段階進行
第1フェーズ 5行日記をつける!
第2フェーズ 行動採点をする!
第3フェーズ論理訓練を始める!
第4フェーズ 見せてお話をしてみよう!
第5フェーズ 脳内リンクが始まる!
第6フェーズ 知識から教養、見識へ!
第7フェーズ ついに世に出る!
あとがき―FREEexシステムについて
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/c5922743f3dbb025.png
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ノートで手軽に始められるスマートノート。
とりあえず始めてみたのですが、私にはやりにくかったです。
それは、すでに自分なりのスタイルが確立されていたという気付きともつながるのですが。
ノートの右ページが論理、左ページがオリジナリティ、というのを実感してみたいので、機会を見つけてはスマートノートをつけてみています。
一番大切なのは続けることだと思うので、自分のできる範囲で実践していこうと思います。 -
この本の本筋とは外れるけど日記って大事なあと思う。自分の思考って書いたり話したり、「言語化」していかないと結局わからん!ってなったり極端な主張になったりしがちである気がする。だから、良いソースでインプットして、自分のフィルターで濾過してアウトプットする、という流れの大切さを再認識できた気がする。
岡田斗司夫さんは映画小説の感想を聞いているので読んでみました。 -
頑張れば続けられそうな自己啓発系メモ術。
天才=発想力+表現力+論理力。その全てを磨く方法。
・第1フェーズ 5行日記
日付、名詞+動詞で今日やったこと5つ。右側に書く。左には感想、反省、連想など何でも。
・第2フェーズ 行動採点
5行それぞれを0-5で採点。
・第3フェーズ 論理訓練
右
日付、感じたこと、考えたこと=お題を書く。
お題について上下水平方向に考える。
下 なぜ?(原因)
上 ということは?(推理)
左 昔はどうだった?(過去)
右 同じような事例はなかったか?(類似、連想)
最後に、結論。
左
1 右ページの続きを書く
2 図解、要点などまとめ
3 面白いこと
4 ホワイトボードとして使う
・第4フェーズ 見せて話してみよう
・第5フェーズ 脳内リンクが始まる
・第6フェーズ 知識から教養、見識へ
・第7フェーズ ついに世に出る -
第一章から第三章までの内容は実現可能だが、それ以降は必要か?と思われる内容。
岡田斗司夫の宣伝本。 -
【内容】
著者の言う天才とは、発想力・表現力・論理力、を併せ持った能力。
その天才になるためには、こういう風にノートの使えば良いよとアドバイスをしている。
【読後感】
天才になれるかどうかを抜きにしても面白い内容だったので、とりあえず実践してみようという気になった。 -
大好きな岡田斗司夫氏の著作。発売当時からずっと気になっていたけれど、生憎と日本にいなかったので、発売されてから随分経ってようやく手に入りました。
実践する気満々で購入したのだけれど、これを読むと、そのやる気が更に増すような気がします。
元々、日常の中の見落としがちな「あれ」や「これ」を、とてもきれいに解説してくれて、激しく首肯したくなることが多い岡田氏の本だけど、今回は目から鱗が落ちっぱなしでした。
特に、「悩みというのは、悩みを頭の中でジャグリングすることで生まれる」というところ。本当に、そうだと思います。実体験を振り返ってみても。そして、そんなことが上手くなっても、誰も「褒めてくれ」ないんですよね。苦笑。
天才になるだとか、頭が良くなるだとか、そういうこと以前に、これから辛くなるかもしれない時代だからこそ、楽しく、楽に、面白く生きていこうよ、と言われているみたいで、それがとても嬉しかった。誘われているようで、心地良かったし、安心しました。これこそが、岡田氏の強みだと思います。 -
.天才の条件とは?
「天才」とは、以下のような3つの能力を兼ね備えた人です。
1)発想力
2)表現力
3)論理力
このそれぞれに関して高い能力を持ち、それが強い主体性によって1つの人格の中にまとまっている状態。
これを「天才」と言います。(詳細は本書を)
2.行動採点に反省や後悔は無用
点数が低いと、人間は意識しなくてもごく自然にやらなくなったり逃げるクセがついてきます。それがこの第2フェーズの目的です。(中略)
スケジュール術や仕事術などの本で「時間の節約をしよう!」という呼びかけをよく見かけます。
でも、そうやって時間を節約する努力なんかより、自分で評価した「採点の低かった行動は繰り返さない」という方が、毎日楽しくなるし、結果として時間も節約できます。(中略)
まず、ひたすら「行動記録」。
そのあとに「行動採点」。
これがもっとも効率のいい、幸せへの近道です。
ートでウツ症状が消えた
本当にビックリしました。人から指摘されるまで気づかなかった。
そう、私のウツ症状が治ったというか、とりあえず「忘れてしまうほどに軽微になった」のは、明らかにスマートノートの成果じゃないですか!
第1フェーズの「今日、あったこと」だけを書くという行為。
第2フェーズの「それに採点して、マイナスはつけない」という思想。
これらはすべて「ウツ」で苦しかった頃、頭の中でしていたことをルール化したものだったんです。
悩みの"ジャグリング"をやめてノートに書き出す
悩みの本質、苦しさの本質というのは、「複数の問題を頭の中でグルグルと回している状態」から生まれるのだと気付きました。
これを私は「頭の中でジャグリングしてる」と呼んでいます。
ノートを取らずに悩むことは、悩みをジャグリングのように空中で回しているのと同じことです。(中略)
それよりも、ジャグリングしているものをいったんテーブル上に並べて、腕を組んで考えた方が、事態を冷静に見ることができるでしょう。
記憶だけに頼って脳内で覚えておこうとすることがジャグリングなら、それをテーブル上に並べて一目で見られるようにするのが「紙に書きだす」です。
解決法は「なぜ」をしっかり考えると生まれてくる
充分に「なぜ?」と考えたあとで、「じゃあ、どうする?」と解決法を考えると、ちゃんとした答えに行きあたります。
しかし、多くの人が物事を考えるとき、すぐに解決法を考えてしまいます。解決法を考えることを「考える」と思っている人があまりに多い。(中略)
「仕事、やめたい」と思った時、「じゃあどうしよう?」「次の仕事、なににする?」といきなり考えてはいけません。「なぜやめたいのか」を充分に考えること。
「なぜやめたいのか?」という疑問の中に、絶対に「次の一手へのヒント」が隠されています。
たとえば、友人から恋愛相談を受けた場合。
白紙のノート見開き2ページにメモ取りながら話を聞いてみてください。
まず相手の話を右ページに箇条書きします。(中略)
次に右ページに箇条書きした内容を一緒に見ながら、左ページに相手が言いたかった要点をまとめたり、図解を描いたりしてみます。
そうすると、相手も感情だけにとらわれずに、冷静に状況を見ることができるようになります。左ページには互いに同意できたやりとりが残ります。(中略)
やってみたらわかりますが、相手はものすごくビックリします。
あなたのことを、とんでもなく頭が良い、と思い込むかもしれません。
.効率追求のみを求める方法を続けると、脳は涸れてしまう
脳は一時的な効率追求で、たしかに生産性は上がる。だから効果があるとみんな思って、新メソッドに飛びつく。
しかし同時に、脳は工場ではない。生産ラインを作るように思考プロセスは作れない。だからみんな、身につけたはずの思考法がいつの間にか上手く作動しないことに気付く。
「はは~ん、耐用年数が過ぎたんだな。どれ、新型の海外製新思考法でも導入するか」と考える。
違います。「思考法が古くなって作動しない」ではなく、あなたの脳内農場は「収穫物を促成栽培で作りすぎて、涸れ地になってる」だけの状態なのです。
◆読み始める前は、タイトルの「あなたを天才にする」という部分から、本書は「アイデア系」の内容だと思っていました。
それはもちろん、ある意味正しいものの、個人的にはむしろ「それ以外の部分」が目からウロコ。
岡田さんがウツ症状だったことは知りませんでしたし、それ以上に、スマートノートによって症状が改善していたとはビックリです。
さらに、ポイントの5番目は第3フェーズの論理訓練のお話なのですが、もろに「問題解決」に通じること。
「なぜ?」「ということは?」以外にも「過去はどうだった?」「他に似たことは?」といった掘り下げや連想等の作業を行います。
そしてポイントの6番目のように相談にのる、ということは、「コミュニケーション」の一環とも言えるかと。
◆こういった様々な機能(効果)を持つスマートノートについて、本書では岡田さんの実際の手書きノートの実例を多数収録しています。
実は、53万部ベストセラーの『いつまでもデブと思うなよ』執筆の陰には、スマートノートの存在があったわけで。
特に本書の冒頭の「僕はこんなノートをつけてきた」には、見開き2ページで解説付きのノートが掲載されていますので、書店でチェックされるなら、まずこちらから。
六本木ヒルズで講演した際のノートもありますし、これは、もう当ブログをご覧のビジネス書著者の皆様は、必読ですね!←アサマシw
◆また、ポイントで挙げられなかった中にも興味深いネタがいくつもありました。
例えば、「『7つの習慣』等のミッションステートメント系のノート術に対する批判」。
詳しくは本書を読んで頂くとして、私も岡田さんのお考えになるほど納得。
実際、有名な「イエール大学の目標達成の達成研究は実際には行われていなかった」というお話が、この本にもありましたし。
他にも衝撃的(?)だったのが、岡田さんが勝間さんを「師匠」と見立てて、熱心に研究されている(オフィシャルサイトの分析ノートもアリw)こと。
岡田さんが、勝間さんをテーマに講演をされたら、かなり面白いことになりそうなw
◆一方、TwitterやFacebook、ブログをおやりの方(またはこれから始められる方)にとっては、このスマートノートでトレーニングすることにより、確固たる地位を築けるかも。
「人気ブロガーは、あたりまえのことが起こったときでも、面白いことが書ける」、というのは確かにあります。
上記の目次にあるようなフェーズをキチンと踏まえてスマートノートを書き続ければ、それは決して不可能ではないと思われ。
一応、本書では第7フェーズでのデビューを推奨しているんですけどねw
いずれにせよ、「仕事以外でノートを取らない私が、初めてやってみたくなった」という点で、物凄く期待してます。
全てのビジネスパーソンにオススメしたい1冊! -
1回目に読んだ時は全く響かなかったが、今回読んで頭の中を文字化することの重要性を認識した。