禁断の魔術 ガリレオ8

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163816906

感想・レビュー・書評

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  • 映像化を前に再読。あえて短編集である単行本から。
    「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」の4章。4章が表題作。詳細は文庫本にゆずるので・・
    ピッチャーの話「曲球る」どこかで読んだ?と思ったらラプラスの円華ちゃん!まぁ、どっちかっていえばあれはキャッチャーの話だけれど。。。
    透視能力(マジック?)を使い、悪い方につながっちゃった「透視す」や双子のテレパシーが実はただの憎悪だった「念波る」はあまりドラマ向きじゃないなぁ。。。とか考えちゃった(^^;
    湯川先生には、草薙、内海がやっぱ、いいなぁ。。。



    (2012年11月13日初読み)
    友人である湯川と草薙が、警察官と科学者であるがゆえに対立する。 お互いを認め合いながらも、自分の仕事にもちゃんと責任を持ってるから。 冷徹で、人間なんて興味ない!?みたいな湯川先生の、実は人間味あふれる行動に心洗われます。

  • 二話目が特に印象的。
    ガリレオシリーズの中でも清々しい気持ちで読了できるいい話。

  • ガリレオシリーズ。

    読んでみたが、
    やはり最近、食傷気味。



  • 読後の余韻がよかった、という作品。

    東野圭吾はこういうショートが多い気がします。

  • ドラマにもなってるけど、少し違う箇所もあるので読み直しても良い。

  • 久しぶりに著者の作品で読みごたえがあるものに出会えた。
    「容疑者Xの献身」以降は湯川がどのように加害者に寄り添うのかをテーマに描かれていたと思う。
    そして「猛射つ」でこのテーマに一つの答え出したことになるんじゃないかと思う。
    著者が長編に改稿したくなる気持ちがなんとなく分かる。
    という訳で次は長編に書き下ろされた文庫版「禁断の魔術」を読むのが楽しみ。

    表紙はレールガンが発射されたシーンがモチーフかな?

  • ガリレオシリーズ 短編4作

    ・透視す(みとおす)
    ・曲球る(まがる)
    ・念波る(おくる)
    ・猛射つ(うつ)

    おなじみ帝都大学物理学者の湯川学が、超常現象、不可思議な事件を解決していく。

    「透視す」は科学的、「曲球る」はハートフル、「念波る」は計画的犯罪、「猛射つ」は湯川の科学者としての使命感を感じさせる一作。

    「猛射つ」はもっと読んでいたかった。

  • 最後に湯川がニューヨークに行ったみたいだけど、このシリーズが御手洗シリーズ化しなければ良いが。。。

  • 前作7に続き短編が4つ。「透視す」「曲球る」「念波る」「猛射つ」。最後の「うつ」は頁数の半分程度を占める力の入った作品。数年後に映画化とみた。

  • 最後の章は、いつもの湯川教授らしく無い感じだけど、一番良かったよ。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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