陰陽師 酔月ノ巻

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163817200

感想・レビュー・書評

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  • 陰陽師もう25年にもなるのか~長いな~
    いつから読んでるのか忘れたけどそこそこ長い付き合いだよな~

    今回は道満さんがたくさん出てきました☆
    もちろん博雅と晴明のお酒シーンもたくさんだけどね
    蝉丸が出てこなかったな~
    安定の面白さ
    やめられないね、陰陽師☆

  • 今回は、漢詩が多く出ます。
    李白が好きなのか、それとも時代設定上なのかは不明。

    平安時代の小説のため、言い回しや表現も面白いですが、
    漢詩独特の雰囲気もまた楽しめる一冊。

    道摩法師も沢山出てきて盛り沢山。
    いつもなら少しヒールっぽいのに、今回は前向きな彼。
    どうしちゃったのかなー。

  • さすが25年目の安定感。

    「夜叉婆あ」が切なくていい感じ。「新山月記」は表紙のイラストにもなっているのに、手抜き感を禁じえなかった。

  • いつものパターンで安心して読める。

  • 久々の陰陽師。
    最近、百鬼夜行シリーズやら古典やらにはまっているので、
    いろんなところで前とは違う気づきがあったりしてなかなか楽しかった。
    けど、さすがにこれだけ続くとマンネリの感があるかな。
    今回は特に蘆屋道満(あしやどうまん)が大活躍でした。

  • 言葉が心地よくならべられ、季節のうつろいが美しい。

    このシリーズは、読んだあとに心がじんわりとする。

    綺麗な季節感からなのか、描かれる心のやりとりからなのか、清明と博正の掛け合いからなのか。

    今回の巻は、全体的に『不思議なこと』が多いかも。これもまた、面白い!!

  • 陰陽師の季節感、空気感が好きで読み続けています。
    呪をかけ、姿をかえてしまう程、人間とは強い想いや深い欲を持っているのだとしみじみ感じます。

  • この巻は、なんだか道満さんがいい人で、いい役回りだぞー。

  • 唐詩や中国の怪奇譚をベースにした連作。蘆屋道満が活躍。天帝(神様)まで登場。「首大臣」が一番よかった。

  • とても読みやすく、30分あれば本屋の立ち読みで読めるので、頭を休めるためにちょうどいいものである。山月記を素材として書いたものがあるので、これを真似して自分で小説を書いてwebに投稿する学生も出るであろう。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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