- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163822808
感想・レビュー・書評
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あ、そうなの?そういう終わりなの?という最後。タイトルを見て、なるほどね。と。普通そういう流れなら「これからも宜しくね」とかなりそうなのに。長束はもしやこれは見せかけといて…からの…とか思っていたのですが、大どんでん返しは最後の最後の最後でした。若宮は本当に聡明♪権力を欲する争いは人も烏も同じのようで。前作の姫様たちが雪哉の視線で語られると、改めて美しさが際立つようです。まぁ本を置いた夕方に「かぁ」となく烏を見れば真っ黒で作品中の色彩豊かな世界から一気に現実に戻るわけですが( ´艸`)自作も楽しみです♪
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第二巻。実質的な第一話。
第一巻のサイドストーリーというよりは、きっとこちらがメイン。
若宮や彼の近習の行動の真意。
すでに動き出していた物語。 -
面白かったけれど、ちょっと期待しすぎたか。
しかも1巻の裏側が描かれていると思っていたけれど、違ってた。こちらはこちらの物語。
じゃあ、若宮の物語としてどうかと思うに、普通だった。
よくある展開だし、よくある仕掛け。
世界観への驚きももうないからなあ。
シリーズ化するには平凡かなあ。
とはいえ、続巻も読んでは見ようと思う。
若宮と真赭の薄、浜木綿の行き先が気になるから。 -
20150908
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「烏に単は似合わない」の
アナザーストーリー的な一冊。
相変わらず登場人物は癖のある人多し。
なんかどの人も好きじゃないんだけど、
ついつい読んでしまう。
今回も終盤に
「あれっ、そうだったの?」と思わせる展開。 -
前作の対になる本。4人の姫の中から誰が若宮に入内るかの話だった。今回は若宮が金烏代になることを阻止しようとする反対派との勢力争いの話。前回同様、最後まで読まないとわからない、というところで、一気読み。でも、ちょっと前回のパターンから予測できてしまったかな。
早速続きが読みたくて、黄金の烏を読みます。 -
人をだますなら、最期まで突き通せばいい。
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やっぱりライトノベルの域を出ないような気がする。
宮廷もの・主従ものは大好きだけど、それほど萌えもせず。
誰が敵で誰が味方か・・・とかのあたりも、今一つドキドキしないし、主従そろって「能ある鷹は爪を隠す」のようだけど、そのあたりも、今一つ響かない。 -
『烏に単は似合わない』の裏側。
さっぱりわからなかった「若宮」メインで話が進むので、読んだ後に前作を読み返すとよりすっきりできるかも。
長束のことはなんとなくそんな気はしていたけど、敦房と路近のことは意外だった。
前作の主人公も好きだったけど、こちらの主人公はもっと好き。自分の道を持っているキャラって良い。