インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで (文春新書 995)
- 文藝春秋 (2014年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166609956
感想・レビュー・書評
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S493.937-ブン-995 300425543
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今、電車のなかを見渡すと、
一心不乱にスマートフォンを操作する
人々が沢山います。
私の友人でも、スマートフォンの
アプリに夢中な人が沢山います。
そして、私はその光景に何か
違和感を感じていました。
この本を読んで、その違和感の正体が
少しわかった気がします。それは
底無し沼のようにはまっていき、
人の心やからだが、徐々に
変容を来してしまうこと… -
興奮や快感としてのドーパミン量はネトゲでは覚醒剤と同等の量が出る
そして「ダウンレギュレーション」という同じ量とっても抑制される力働いて結果同じものでは満足しなくなる
覚醒剤とかは量増やすしそれを同じでネトゲでもどんどん刺激を求めてしまう
それでネトゲ廃人のできあがり
「デジタル・ヘロイン」といわれ、薬や酒たばこよりも安易に入手できる反面その恐ろしさを認知できずに誰でも簡単に取り扱えるものだからこそ読んで欲しい本です -
ネットゲームやスマホへの依存症について書かれた本です。著者は精神科医でゲーム依存の子どもの治療を行っている方。2歳の子どもがiPadを使いこなしているのを見て、このままでよいのか迷ってこの本を読みました。
ゲームでは現実世界よりも少ない努力で楽しさや達成感を得ることができる。さらに家族の不仲など現実世界の問題が重なると、ゲームで得られる楽しさに依存してしまう。「デジタル・ヘロイン」「現代の阿片」という表現が直感的でした。
ゲームなどに依存する原因は現実世界の問題であるため、ゲームやスマホを取り上げればよいというものではないということが強調されていました。まずは親がスマホをいじる時間を減らし、子どもと関わる時間を増やすことが大切だと思いました。 -
ネットゲームは大好きで、かなりの数やってきたので、気になって入手。
ネットゲームで脳の働きが低下するなんて、、逆かと思っていた。
恐ろしい実例が幾つも紹介されており、下手すれば私も、、と思うと、ぞっとした。
ネットゲームからは適度な距離を取らねば、、と考えさせられた。 -
「インターネット(ゲーム)依存は覚せい剤,麻薬依存に等しい」。これほど深刻な問題とは,この本を読むまで理解していなかった。電車内でスマホを見続けている人を大丈夫かな,と思う程度には「依存」というものを理解していたつもりだが,「病」の可能性をも含んでみていく必要がある。
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覚醒剤と同じほどの依存性、脳の破壊
小さな子どもにも与えてしまう親
恐ろしい
子どもを守るのは、やっぱり親なんだ -
青少年の健全な成長を阻害し、膨大な時間を無駄にする。国内推定患者数五百万人の脳を蝕む現代の阿片。現実への不適合がきっかけ。日本の対策は遅れている。
インターネットMMORPGがヤバイ。依存症になる確率と危険性を、周知されるようにならないと。 -
【脳を破壊する現代の阿片】覚せい剤並の強い依存性を持つデジタル機器。ゲーム・ネット中毒が脳の神経構造すら変化させる事実を、最新の研究データで報告する。