- Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167275280
感想・レビュー・書評
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ソールの医学ホラーとしては最初の作品になる。
彼の作品の中ではかなり評価が割れる一本とのことだが、物語の味は紛れもなくソールならではのもの。考え方によっては、彼はこの時点で既に“怪物”を作品に描いていた―と考える事もできるか。 -
ジョン・ソール作品に対してこういう感想を述べるのは今さらなんだけれど……後味悪っ! どっちに転んでも後味悪いだろうとは思ったけれど、こう終わらせますか。救いのかけらもありやしません。
しかしこの子供たちが作られた、というか選ばれた理由ってのが無性に腹立つ。まあそういうこともあるだろうけどさ。だから「要らない子」として扱ってもいいわけなのか? -
昔なのではっきり覚えていないが、本の雑誌で絶賛されているので買ったはず。確かに超面白(怖い)本であった。
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ソールと言えば、ゴシックホラー系とサイエンス系に分れる…なんちゅー話は前にもしてるんですけど、コレはサイエンス系の1冊目みたいです(執筆順とか発刊順で読んでるわけではないので…)。<br>
なので、この形式がまだきっちりできあがってないのか、なんか中盤〜ラストに向けての勢いみたいなものが今ひとつのような気もします。発刊順に読んでいたら、ソールの新境地!とか思ってうきうきしたでしょうけど。<br>
ソールに入る1冊目としてはワタシはお勧めしないかな。